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こんばんは、セカコンです。
・・・最近はクラシックを聴いており、のだめでもたくさん楽しめました。

さて、マリアさんの誕生日はもう更新する時間は、
25日となってしまいましたが、何とかこの回が最終章となりました。


・・・ちょっとガタガタですw


次回から書くSSはもう少し余裕を持って・・・。
・・・完成度の高いSSを日々目指していこうと思います。

つまり、来年の目標というヤツですね(早っ!)


それでは、SSのお話。


・・・何だか分かりませんが、けっこう上手くまとめられたのかなと。
強引に持って行ってしまったのですが、これもある意味いいかな・・・。

ヒナギクが出てくるのですが、ある意味良い役目を。
・・・さすがにお屋敷キャラだけで完結は難しかったですw


それでは、最終vol.4をどうぞ。


~EPILOGUE Merry Birthday!~


 ―――信じることは愛することなのでしょうか?



 12月24日。



 泣き続けました。ひたすら。きっと……今までの中で一番悪く誕生日に入ってしまった気がします。
 といっても、普通は……ナギからいつにないプレゼントをもらって、帝お爺さまからプレゼントをもらって……2人でこじんまりとやっているのですが。去年はそういえば、パーティーに行きましたね。


 そういえば、ハヤテくんと出会ったのは……ナギを誘拐(未遂)しようとした後でしたね。あの時のハヤテくんは、ただの……一人の男性だったのに。
 人生とはよく分からないものですわね、気づいてみれば……隣に立っている、一番近くにいる男性になっていただなんて。そうなれば……好きになってしまうのも当たり前なのでしょうか。
 ナギが好きなことに、私は戸惑った。私がハヤテくんのコトが好きだと分かったときから……今もずっと。その気持ちを……爆弾を投げ込んだら、どうなってしまうのか……ナギなら容易に想像できたはず。


 でも、記憶を失うなんて……! これ以上に苦しい物はありません。ナギにメイドを解雇させられた方が全然傷は浅かった。


 『マリアさんとつり合うなんて、そんなことは一生ありませんよ。』


 変な言葉……かもしれませんけど、私はこの言葉に……引かれて。私は……ハヤテくんに好意を持って。
 何時か前にヒナギクさんの恋愛相談を受けて、その時にも……私は言ったかもしれません。自分の想いは相手に言わなければ決して伝わる物ではない。だから、私だって……それを素直にしただけなのですよ?


 「それは間違っているのですか? 神様……。」


 泣いて泣いて……枯れ果てているはずなのに、再び……目元が潤んできてしまいます。しかし、その時……電話が鳴りました。
 「はいはい……。」
 黄金色をしている電話をとると、電話口の向こうからヒナギクさんの声がしました。
 「あの、ヒナギクですけど……。」
 「ヒナギクさんですか、ナギとハヤテくんがいつも……。」
 「いえ、こちらこそ。それよりも……今日はクリスマス・イブですよね。」
 「そうですが、何か?」
 「あの……私、特に予定もないですし……三千院家で皆さんと一緒にパーティー出来たらいいなと思うんですが、いいですか?」
 「……すみません、ヒナギクさん。」
 「えっ?」
 「……実は……。」
 私は全て話しました。ヒナギクさんに。私がハヤテくんが好きなことも、ナギが好きなことも……そして、記憶を失ってしまったことを。


 「それは……つらいことですよね。」


 ヒナギクさんは真摯に受け止めてくださり、私が涙ながらにずっと……話しているのを優しく相づちをしてくださることが、とても心の支えになりました。
 「私、どうすればいいのか分からなくて……。」
 「……私も同じ立場になったら、ずっと泣いていると思います。ナギにもそんな風に言われたとしたら、ずっと。」
 「ヒナギクさん、すみません。そんなことをお話ししてしまって。」
 「いえ、かまいませんよ。マリアさんがハヤテくんを好きだなんて……正直、意外でした。」
 「いえいえ。」
 「私も……実はハヤテくんのコトが好きだったんですよ。」
 「えっ!?」
 そちらの方が……とても意外ではありませんか。誕生日の時は……地球が爆発してもあり得ないと思っていたのに。
 「ですよね……そんな反応してしまいますよね。」
 「ご、ごめんなさい。」
 「いえいえ、いいんですよ。私なんて……歩にしか知って欲しくなかったし、きっとこんな反応されると思って……今まで隠していました。」
 「……そ、そうですか。」
 「でも、マリアさんはすごいと思いますよ。すぐ近くに同じ人が好きなナギがいるわけですし。」
 「私なんて……今まで男性と付き合ったこともないですし、実際……外の世界をあんまり知らないんです。ハヤテくんと私のいる位置が違うような気がして……。」
 ハヤテくんにずっと言われてきたこと……たしかに、私はずっと三千院家の屋敷で過ごして……ハヤテくんはずっと貧乏な生活を……。


 「マリアさん、それで……諦めてしまうんですか?」
 「えっ……?」


 ヒナギクさんの声が……ひしひしとのしかかってきます。何なのでしょうか……この感覚は。
 「マリアさんらしくありませんよ!」
 「ヒナギクさん……。」
 「いつものマリアさんなら……逆に私たちを助けてくれるような、いつでもどんなことにも動じないマリアさんだったじゃないですか。」
 「……そう、でしたか。」
 「……きっと、ハヤテくんの記憶だって戻ってますよ。だから……その、マリアさんの誕生日、祝いましょう!」
 「ありがとうございます。」
 それしか言うことは出来なくて……本当にそれだけ。そう、祝ってくれる人は他にもいて……喜ばしてくれている。
 気づけば……電話は切れていて、どうしたのでしょうか……と、横を振り向くと、そこにはヒナギクさんの姿があったのです。

 「え、えええっ!!」

 「……ごめんなさい、マリアさん。」

 ヒナギクさんはただそれだけを言うと、私の手を引いて……ゆっくりとある部屋まで連れて行きました。
 「マリアさん、この部屋の中に入って……もう一度、想いを言ってくれませんか?」
 「私の思いをですか?」
 「……はい。」
 私は暗い部屋の中に入って……何も見えない状態。まるで、泣き崩れたときのような……どこにも希望が見えなかった感じに思えて。
 ヒナギクさんが作ってくれたチャンス……思えば、どうしてここにヒナギクさんがいるのか。そして、暗い部屋で言わなければならないのか……疑うべきなのですが、私はそれよりも想いを……ただ伝えたかったのです。


 「ハヤテくん。私はあなたのコトが好きでした。だから……付き合っていただけませんか?」


 すると、一つの足音……それは、私の所に近づいて。そして……私の前で一言聞こえました。


 「僕もあなたが好きでした。喜んでお付き合いします。」


 そして、一気に部屋の電気が付いて、


 「おめでとう!!」


 見ると、部屋の中が飾り付けられていて……ナギとハヤテくん、ヒナギクさんと西沢さんの4人が小さいながらもパーティーの準備していたのです。
 「これは……一体、どういうこと……?」
 「……マリア。」
 そこには、昨日とは打って変わって……笑顔のナギが立っていました。
 「ハヤテの記憶が戻ったとき……ハヤテの想いを聞いたんだ。そしたら、お前のことが一番好きだって……それで、クリスマスパーティーと誕生日パーティーを兼ねてやらないかってことになったんだよ。」
 「そ、そうなのですか……?」
 「ああ、だから……おまえたち絶対に幸せになるんだぞ。その……ならなかったら私が奪い取ってやるんだからっ!」
 「ナギ……ありがとうございます。」
 「……さて、さっそくなのだが……ここで、ちゃんと分かったどうか確かめてみたくないか?」
 「うんうん、私もそう思ったよ。ナギちゃん。」
 西沢さん……あなた、何を考えているのですか……? というより、ナギはどうしてハヤテくんを私の前に立たせるのですか?

 「誓いのキスってヤツだね、ナギちゃん。」
 「そういうことだ。」

 えっ……! きっと私は頬を赤くしていたでしょう。何だか……気持ちが落ち着かなくなってきました。
 「えっ、そ、そんな……!」
 「マリア、しないと私が奪ってしまうぞ?」
 「わ、私はあなたをそう言う風に育てたつもりは……って、前にもこんなコトを言った気がしますし。」
 「……はははっ、マリア。みんなも同じ気持ちなんだ、私は変に思わないぞ。」
 「……も、もう……ナギ、後で覚えてくださいね!」
 「ああ、楽しみにしておくよ。」
 もう……負けました。私はハヤテくんのコトが好き……そして、ハヤテくんは私が好き……そして、その誓いのことをすればいいのですよね?


 「マリアさん、好きです。」
 「……私も好きですよ。」


 そして、私は口を差し出すと……優しくハヤテくんの手が頬に触れて、そして……口付け。とても暖かくて優しい物でした。
 「……これで良かったのですか?」
 「ああ、それでいい。」
 「……昨日は申し訳ありませんでした。あんなことを言ってしまって……。」
 「いいや、私こそ……それに、ハヤテの気持ちだ。私たちが勝手に決めることは出来ないだろ? それでハヤテがマリアだと決めたら、私が文句を言えないさ。」
 「ナギ……。」
 ここまで大人になるなんて……ある意味感激です。今までの中で一番泣けてくることかもしれませんね。……ぐすん。


 「幸せになれ。それが……私だけじゃない。ヒナギクやハムスター……それに、あのジジイだって同じだと思う。」


 ナギの言葉の一つ一つにちゃんとした気持ちがあって……それが、大切で……私はハヤテくんと一緒にこのことをちゃんとしていくことを、心の中で誓うのでした。
 「マリアさん、本当にすみません。記憶が戻ったときに……すぐに伝えれば良かった物を。」
 「いいんですよ、それに……これからは嘘をつかないでくださいね。」
 「……はい。」
 「それでは、みなさん。せっかくの料理が冷めないうちに食べましょうか。」
 去年まで……こんなに華やかに、喜ばしく……笑顔で祝えたクリスマスがあったのでしょうか。分かりません。でも、これだけは言えますね。


 ―――今以上に幸せな誕生日は今までにない。


 そして、また……普段通りの一人の執事と一人のメイドの日々は続いていくわけです。しかし、違うことは……愛する人がそばにいることでしょうか。
 その人が……支えになって、糧になって。いつしかは……無くてはならない存在になる。もう、私にはその人が見つかっているようです。


 このクリスマスのことはこれからも絶対に忘れません。それでは、最後に皆さんへ一言。


 ―――Merry Christmas.


『X’mas~White Love~』 Fin


☆コラム☆


さて、何とかSSを完結させることが出来ました。
・・・久しぶりの完全新作、いかがでしたか?

急ピッチなことで、かなりガタガタなSSとなってしまいましたw
・・・次回からは時間かけてでも丁寧に書いていきたいと思います。


まだまだクリスマスはこれからですよ。
・・・本日(25日)午後10時からねとらじをやります。

時間がある方はお気軽にどうぞ!

それで、今年のクリスマスの締めくくりを・・・盛り上げましょう!


それでは、失礼します。
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