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こんばんは、セカコンです。
・・・最終日となった、修学旅行5日目です。


・・・なんか、何をやるか一番よく分からない日。
・・・なにやるんだろうw


このSSを公開したときは、私は帰りの飛行機に乗っている最中だと思います。
・・・きっと寝てるか、もうすぐ来る開放感に溺れているんだろうなw


さて、SSのお話。


・・・そうです、アーたんの話しをしたらこうなったんです。
・・・そうです、ヒナが寝ていたらハルが来ていたんです。


こじれた関係を取り戻すような、甘くて・・・愛しい物語を。
・・・それほどでもないけどw


とりあえず、これが最終章です!
・・・4日間で良く書けたな、ここまでw


それでは、最終vol.5をどうぞ!


~EPILOGUE Skin Ship~


 ―――過去はどうであれ、好きな気持ちは変わらない。


 ハルさんと呼ばれている謎のメイドさんと……鉢合わせとなってしまったが、なぜかそのハルさんという方が驚いているように思えた。
 「……あ、あの……。」
 「……えっ!?」
 「そ、その……あなたも、ナギに呼ばれたりしてきたんですか?」
 「そうですね……ナギお嬢さまのご友人に、愛沢咲夜さんという方がいるんですけど……私、その方に仕えておりまして。」
 「へえ……プロのメイドさんなんですね。」
 「は、はい……って、違いますよ。私は……バイトで働かせてもらっているだけの高校生ですよ。」
 「そう……なんですか。」
 それにしては……さっきの雰囲気もメイドさんとしてはやり手に見えたけど。それとも、もしかして……。
 「ハヤテくんとハルさんは……その、知り合いなんですか?」
 「まあ、何度か咲夜お嬢さまと遊びに来ているので……何度かお話ししたことはありますけど。」
 「……そう、なんですか……。」
 何か、ハルさんのメイド服を観ると……むむむっ、私よりもスカートが短くて……しかも、胸まで大きいなんて……。なんか、スペック的に優遇されてないのかな。
 「……あの、ヒナギクさん?」
 「えっ、どうして……私のことを?」
 「いえ、綾崎くんとお話をしていたら……あなたの名前が出てきていたので、もしかして……と思って。」
 「ハヤテくんが……。」
 「……何か、あなたを怒らせてしまったことを……すごく後悔していたようですよ。それで、なんか……深刻そうな表情になっていて。」
 「失礼ですけど……覗いていたときは笑顔だったんですけど。」
 「あああっ、2時間ぐらいいたので……その後は、その……アニメや漫画の話しをしたら、少し盛り上がってしまっただけですよ。」
 「そ、そうなの……。」
 何か……悔しかった。ハルさんという人は……ハヤテくんと楽しく語れる話があって。私なんてどうなんだろう、そう思うとまた泣きたくなってきた。


 「その……泣かないでください。」
 「えっ?」
 「……綾崎くん、言っていました。泣かせてしまったことを……すごく後悔しているって。」


 ハヤテくんが……そんなことを?
 「……ハヤテくんが?」
 「ええ、なので……たぶん、会っても大丈夫だと思いますよ。」
 「……で、でも……。」
 「私は、そんな気はありませんよ。良い人だな……と思うだけで。ヒナギクさんのコトが好きかなって思っちゃいました。」
 「えっ……。」
 笑われながら……軽々しくそう言われると、何だか……照れてしまう。ハルさんは……一体、どんな人なのか疑ってしまった。
 「赤くしているところをみると、あなたは綾崎くんのことが好きなんですね。」
 「……私、怒りながら……ハヤテくんに言っちゃったから……。」
 「……綾崎くんも気の迷いがあったように思えますけどね。だから、私に……『ヒナギクさん』ってずっと言っているような気がするんです。」
 「ハルさん……。」
 「……なので、ヒナギクさん。その……こう言ってはおかしいかもしれませんが、頑張ってくださいね。」
 「……」
 歩と同じコトを言われた。2人は……きっと、同じ終着点を考えているのかな。私はくすっと笑ってしまう。

 「初めて見られましたね、あなたの笑顔を。」
 「……友達と一緒のことを言っていたので。」
 「えっ?」
 「友達も……頑張ってねって、言っていたから。」
 「……そうですか。」

 ハルさんの笑顔……かわいいけど、どこかで見たことあるのよね。誰かに似ているんだけど……誰だろう?
 「あの……私たち、どこかで前に会ったことありませんか?」
 「う、うえええっ!?」
 「い、いや……誰かに似ているなって思うんですけど。」
 「そ、そんなわけあるわけ無いじゃないですか。……私たち、ここで初めて出会ったメイドさん同士なので……。」
 「私はその……マリアさんに頼まれた、いわばアルバイトのメイドですけど。」
 「えっ、あっ……その、無いですよ。」
 「そうですよ……ね。いえ、ちょっと春風千桜っていう人によく似てたから……まあ、彼女はこんなことはしそうにない人ですからね。」
 「そう、ですよね……。」
 あ、あれ……なんか、ハルさんのテンションが下がった気がするわ。わ、私……何か悪いこと言っちゃったのかしら。


 「でも、ヒナギクさんなら……綾崎くんをずっと好きになれそうです。」
 「……あ、ありがと。」
 「その……頑張ってくださいね。」
 「う、うん……!」


 ハルさんの笑顔は……作り笑顔なのかな。それとも本当の……でも、ハヤテくんは……そっか、私のことをちゃんと考えていてくれたんだ。
 ハルさんの姿が消えて、私はハヤテくんの部屋の前まで来た。でも……改めて入ろうとすると、手がそれを拒む。
 「……」
 だけど……ここで入らなきゃ、ハヤテくんに思いは……伝わらない!


 「ハヤテくん……。」


 部屋の中に入ると、一回……私は背中を向いてしまう。でも、私は振り返る。ハヤテくんの顔をじっと見つめて。
 「ヒナギクさん、さっきはすみませんでした……その。」
 「ハヤテくん、その……ね。私……ハヤテくんのことが好きなの。それは……本当のことよ。」
 「……僕も、です。」
 「えっ……?」
 「……その、ええと……アーたんのことはそれは、忘れることも……これからも心の中につきまとう女性になると思います。でも……。」
 「……?」
 ゆっくりと言ってくれた。それは……動揺している、頭の中で色々とぐちゃぐちゃになっている私でも、それは分かった。


 「今、好きなのは……ヒナギクさんですから。」


 えっ……好きなのは、ヒナギクさん……?
 「……ハヤテ、くん……?」
 「……ヒナギクさんのこと、僕も好きですよ。」
 「……えっ……えっ……。」
 「ハルさんにも、気づいたら言っていたようで……顔を赤くしていましたよ。」
 「そ、そうなの?」
 だから……頑張れって自信を持って言っていたんだ。もう……何か、みんな……役者なんだから。
 「……自分が告白されたようでした、って。」
 「ハヤテくんのこと、少し気に入っていたんじゃないの?」
 「そうかもしれませんね。」
 「な、なっ……!」
 ちょっと気に入らなかった。好きだって分かると、些細なことでも……焼き餅を焼きたくなる。だから、私は……。


 「ハヤテくん、好きよ。」


 気づいたら、ハヤテくんの側によって……口付けをしてた。温かな感触が私の気持ちを癒してくれる。
 「……勢いでしちゃったけど、よかった?」
 「キス……アーたん以来ですね。」
 「ば、ばかっ! そういう時は……もっと気の利いた言葉が言えないの!?」
 「ごめんなさい、ヒナギクさん。」
 「……そう思うんだったら、もう一回……ん、んっ……!」
 だめっ……キスしてって言ったけど、舌まで……絡まれると、頭が動転して……だめっ……!


 「ハヤテくん、大胆よっ……。」
 「ヒナギクさん、とても良い香りがしたので。」
 「何よ、それ……。」


 ハヤテくん、かわいいな……。
 「……ねえ、このことは……二人だけの秘密だよ?」
 「……ええ、ある程度進んだら……お嬢さまに言いたいと思います。」
 「うん、絶対だからね。」
 「……」
 私のことをそっと抱いてくれる。それが……とても嬉しくて、泣きそうになって……最後に言ったのはこの言葉。

 「一緒に寝てくれないかな……。せっかく、2人きりなんだから。」

 それを了承してくれるように、そっとハヤテくんはキスをした。ハヤテくんはすっかりと元気だった、だから……その後数時間は、恋人のように。2人きりで……ゆっくりと過ごすことができた。
 「……あったかいね。2人で寝ると。」
 「そうですね。」
 「あったかい……ハヤテくんと一緒だと。」
 「ヒナギクさんは……けっこう抱いてみると、細い体なんですね。」
 「恥ずかしい……わね。」
 「ハヤテくん……ずっと、そばにいてよぉ……。」
 甘えたい。男の人に甘えることが出来るのは……本当のお父さん以外なら、ハヤテくん以外にいないと思った。だから、いつになく甘えた。

 「ね、ずっと……いてくれるよね?」

 少し大きな枕に、私とハヤテくんの頭が並んで……少し触れ合っている。ハヤテくんは優しく答えてくれた。
 「ヒナギクさんがそれを望む限り……ずっと。」
 「ありがとう。」
 「……ヒナギクさんを抱いていると、まるで……アーたんに抱かれているような気がして。す、すみません……。」
 「……ううん、いいんだよ。あっ、これも……二人だけの秘密ね。」
 「はい。」
 温もりの中で寝ることは……いつ以来だっただろうか。でも、今の温もりは……とても愛しくて、これからも感じたかった。


 翌日、ナギとマリアさんが帰ってきた。私のメイド服を観ても……ナギは笑うこともなく、私にこう言った。
 「ハヤテの面倒をみてくれて……その、あ、ありがとう。」
 「うううん、いいわよ。」
 「……ハヤテ。」
 「は、はい。なんでしょうか。」
 「まさかとは思うが……ヒナギクとイチャイチャしたわけ無いよな?」
 「……していませんよ。それよりも、ヒナギクさんはとても良く僕のことを看病してくださいました。ありがとうございました。」
 「うん……いいわよ。」
 でも、少しだけ見せた頬の赤さは……私のことを思っていてくれることを証明してくれている。きっと、きっと。

 (ハヤテくんと私が付き合っていること、二人だけのひ・み・つ。)

 ナギも満足している顔をしているし……ちょっと前に進めた感じかな? そして……勇気が持てた。恋愛に。
 「ヒナギク。」
 「……ん? どうかした?」
 「ハヤテがそうだったこと……本当だろうな?」
 「どうかな……でも、ハヤテくんは良い人だってことが改めて分かったわ。」
 「当たり前だ、私の執事なんだからな。」
 「……ふふふっ、そうね。」
 そう、ハヤテくんは良きナギの執事。そして……私の恋人なんだから。そう思うと、ハヤテくんがひときわ輝いて見えた。


 甘い日々が待ってる。そして、ひときわ輝く日々がきっと私を待ってるっ!


『シロップ』 Fin



☆コラム☆


ここまでお疲れ様でした。
・・・29日夜か、30日にお送りする原作第250話の感想をお楽しみに。


感想、25日にやりたかったよ・・・w


27本目はナギ誕生日記念SS・・・できるかなw
期末試験が1週間延びれば、12/3公開を考えていきたいと思います。


甘い話しでもなかったかもしれませんが、
・・・雰囲気でも味わえれば幸いだと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


それでは、失礼します。
コメント
この記事へのコメント
「純」って感じで、とてもよかったです!
2011/02/09(水) 23:17 | URL | #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>>名無しさん

ありがとうございます。
「純」はすごい良い漢字だと思っているので嬉しいです。
2011/02/10(木) 17:39 | URL | セカコン #-[ 編集]
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