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こんばんは、セカコンです。
高校の女子後輩と、今日は楽しく話してきました・・・が。

内容が「けいおん!」だったことに・・・。
しかも、話しの振りはその女子2人からだったので意外でしたね。


やっぱり、「けいおん!」は女性にもけっこう人気があるんですね。
2人曰く、唯と澪がダントツにかわいく好きらしいです。


Desire 千桜


さて、SSのお話。


ハヤテと千桜のデート編~前編~。
とでもしておきます。SELL名もそんな感じなので。

そうですね・・・夏休みが時間軸なので、どこかに行くエピソードも入れたかったので。
それに、絶対にあのイベントを入れたかった・・・。


なので、ハヤテはアニメ好きということになっているんですよw


それでは、vol.8をどうぞ。

~SELL 7 Date(前編)~


 ―――2人きりで出かけたこと、流星群以外になかったね。


 夏の暑さが近年は限界を知らないのか。8月に入ると気温が更に高くなり、猛暑日もあるかないかという所まで暑くなってきていた。
 「……暑い、千桜ちゃん。」
 「……クーラー、つけようよ。」
 「そうだね、さすがに付けなきゃいけないよね……ガンガンに。25度まで一気に下げるからね。」
 「うん。」
 テレビをつけると夏の高校野球なんて物をやっている。

 「……千桜ちゃんって、こういう時……どっちの応援する?」
 「負けてる方を応援するな。」
 「……なぜに?」
 「だって、10対1なんだよ。これは……1点の方に同情の応援をしてあげなきゃ、かわいそうじゃないかな。」
 「僕と全く同じ理由で、同じ所を応援してる。」
 「……って言っても、最後までは応援しないんだよね。」
 「そうだね、自分の高校だったら応援するけど……たしかに、千桜ちゃんの言うとおり……だったら、アニメとか見た方がマシだとか、そうなるよね。」

 どうやら、こんな場面ではかなり同じ意見を持っており……そう言いながらも、この試合は終わりまで全て見た。
 「土を持って帰るなんて……まだまだだね。」
 「……えっ、どうしてなの?」
 「前にいたんだよ、すごく強い投手がいたんだけど……決勝で負けて。でも、土は持って帰らなかったんだ。」
 「どうして?」
 「……その投手は2年生だからこう言った。『来年の高校野球で優勝をするまでは、絶対に持ち帰らない』って。」
 「かっこいいね……。」
 「その時はさすがに、三次元で泣いたよ。……実は、この試合で勝ったピッチャーがその時のピッチャーなんだよ。」
 「だから、最後まで見てたんだ。……私はつまらなかったけど。」
 「ごめん、つい熱くなっちゃって……。」
 やっぱり女の子には高校野球は無理だったか……ハヤテは苦笑いをして髪をかき分ける。

 「そういえば、夏休みなのにどこにも行ってないような。」
 「行ってると思うけど、ア○メイトとか。」
 「……千桜ちゃんはそれで満足なの? いや、もうすぐお盆だから……何も補習とかの予定もないから、千桜ちゃんがどこかに行きたいところがあればなって思って。」
 「う~ん……思いつかないよ。」

 遠慮でもしているのか……? ハヤテはそう疑ったが、女の子相手にしつこく訊くのもいけないと思い、少し黙ってみる。
 「……そっか、まあ……ゆっくりするのもありだね。」
 「でも、ハヤテくんとどこかに行きたいな。」
 「外暑いからな……といっても、せっかくの夏休みだもんね。……どうしようか。」
 「うん……どうしようか。」
 「……とりあえず、まずはアイスでも食べる?」
 「うん、ちょうだい。」
 ここ最近は、見事にハヤテは課題を終わらせて……夏休み中の重荷は背負わない状況になったので、うだうだした生活を送り始めていた。

 「はい。ガ○ガリ君。」

 千桜はソーダ味をとると、ハヤテはコーラ味を食べることにした。少し涼しい中でのアイスは格別なんだとか。
 「やっぱり暑いときにはアイスだよね、ハヤテくん。」
 「うん……僕にはちょっと寒い感じがするんだけど。」
 「だったら、ちょっと待ってて。ハヤテくんの分も食べてあげるから。」
 「それは別に良いけど……あんまり早く食べ過ぎると、頭が痛くなるよ……だめか、遅かった。」
 千桜のアイスはほとんど無くなっていたが、その代わりに千桜は頭を抱えていた。
 「言ったそばでやっちゃったよ、これが嫌なんだよな。僕。」
 「うううっ、痛いよぉ……。」
 「食い気が強すぎるんだ、西沢さんみたいだな。」
 「頭が痛くなるのは分かってるの。でも、ハヤテくんのアイスだから早く食べたいんだよ。」
 「……まるで恋人の飲んでいるジュースを一緒に飲んでみたいとか、そんな感覚なのかな。」
 「……そういうことは、言わなくてもいいの。」
 「ご、ごめん。自重します。」
 「まったくもう、舐めちゃうんだから。」
 ハヤテのアイスを舐め始めた千桜。ハヤテはやはり状況を考えて、反対側の方から舐めだしていく。
 「なんで反対側を舐めるの?」
 「……当たり前でしょ、千桜ちゃんの舐めたところを舐めることなんてできないって。そ、その……千桜ちゃんだって、新鮮な方が良いでしょ!」
 「……まあ、それは普通ならそうだけど……。ぶつぶつ。」
 「……そ、そのね……早く食べよう。溶けてくるから。」
 「続きがあるのに!!」
 「じゃあ、言ってみて。」
 「好きな人と食べるのは別なの! 好きな人の唾液×アイスキャンディー は最高に美味しくなる味なんだって、雑誌に書いてあった!」
 「どんな雑誌だよ、それ……。」
 「だから、ハヤテくん。こっち側を食べなさい。私からの命令。」
 「……お願いだったら一回だけやっても良いって思ったけど。」
 「じゃあ、おねがい。食べて?」
 そこまで甘い声で言われなくても……ハヤテは少し微笑みながら、千桜の舐めた部分を少し舐めた。

 「……なんか、少し粘着力のあるコーラの味にしか……。」
 「もう、現実を見過ぎてるよ!」
 「食べたままの感想なんだけど。うん、とっても美味しいよ!」
 「……何か嬉しくない。」

 さて……どうする、とにかく……アイスを食べたら、どこかに行こうか……そんな構想は既に立っているハヤテ。
 「千桜ちゃん、午後に……あそこに行く?」
 「あそこ?」
 「うん……暇だから、昼ご飯食べたら……一緒に。」
 「買ってくれるの?」
 「……いや、それはその時に考えるよ。」
 「……けち。」
 「この前は少し大人買いしたでしょ……ほら、そこにあるラノベは千桜ちゃんの買った物だよ。僕も読んじゃったけど。」
 「そういえば、私もこの前買ったハヤテくんの漫画読んじゃったかな。」
 「……お互い様だね。これは。」
 「うん……そうだね。」
 共通の趣味を持つ2人にとっては、こんなことが良くある。しかし、互いに興味を持って読んでいるので、悪い気が起きることはなかった。


 そして、例の場所に2人で行った。


 「やっぱり揃ってるね。」


 千桜の目の輝きが違う。まるで、自分の宝物が置いてあるような感じである。実際、アニメ関連作品を筆頭に扱う店に来ていたので、千桜が喜ばないわけがなかった。
 「……揃ってるよ、千桜ちゃん。」
 「今日は何を買うの?」
 「分かんないな……この前、少し多く買っちゃったからね。少し見て回らないと、はっきりとは……。」
 「うん、じゃあ……ちょっと私も見てくるね。」
 「うん。」
 千桜はもちろん新刊のコーナーに急いだ。ハヤテはAV商品の方に歩いて行く。すると、
 「ああ、これ……オ○コンで1位をとったアルバムか。」
 ハヤテはDVDは良く買うのだが、CDはあまり買わない傾向にある。しかし、有名なCDとなるとそうでもない。
 「……け○おん! か。たしかにあれは……今年で一番ヒットしてるアニメだし、何かとOPとEDだけは買ってるし。うん、買うか。」
 ハヤテは近くにあった小さなかごを一つとると、既に手に取っていたCDを入れた。他にはないかと、ゆっくりと歩き出した。
 「それにしても、けっこう多いな……キャラソンとか。……って、あれは……。」
 ハヤテは一つCDに手を取る。
 「……これ、やけに僕の顔に似てるんだけど。」
 「そうだね。」
 「うん……って、えええっ!!」
 「なに?」
 「いや、すごく早いな……って、千桜ちゃんはもう買う物が決まったの?」
 「だって、この前買っちゃったし……あんまり無かったよ。それにしても、そのキャラクター……やけにハヤテくんに似てるね。」
 「うん……しかも同姓同名なんてここまで似るキャラクターも恐ろしいな。」
 「でも、このキャラクターはかわいいけど、ハヤテくんはかっこいいと思うよ!」
 「……なんか、千桜ちゃんに言われて救われた気がする。このキャラクターだけには負けたくない気持ちになった。」
 ハヤテが置いたキャラソンは、同姓同名……あくまで、ここでも架空な「綾崎ハヤテ」のキャラソンだった。

 「あれ、ハヤテくん。買うんだね。」
 「……ああ、何かDVDに撮って観てたアニメだったからね。」
 「4人……いや、5人ともかわいいからね。」
 「らしいね、キャラソンも中々売れているみたいだし……これだけでも買っておこうかな。『放○後ティータイム』か。らしいネーミングだね。」

 さて、あっさりと買う物も決まったし……会計に持っていくか。と、その時に一つの本にハヤテの目が止まった。
 「……これがあったことを忘れてた。」
 「えっ、えっ、どうしたの? ハヤテくん。」
 「どうやら、千桜ちゃんも行きたいと思いもの……ここにあったよ。ね、これは行きたいよね。」
 「……どれどれ。」
 それは、東京有明にある某有名な展示場で行われる、某同人誌即売会……とでも言っておけば間違いない。千桜はもちろん目を光らせた。
 「ハヤテくん、行くの?」
 「……行きたいな。もちろん、千桜ちゃん次第だよ。」
 「……これって、同人誌とか……何だか嫌なイメージがあるけどな。」
 「……同人誌は全てがえっちな方面じゃないからね。」
 「じゃあ、2日目に行くからね。」
 「……今の発言、かなり知識があるような感じだったけど……たしかに、2日目が一番、同人誌にしてもバランスは良いかもしれないね。」
 「そうだよ、絶対に買わせないんだから。」
 「まあ、ここにはかわいい千桜ちゃんもいるし……この手の同人誌は、今回は買わないつもりだけどな。」
 この発言、一瞬、千桜にとっては嬉しい感じにも取れたが、少し頬を赤く染めてしまうような感じにも取れた。

 「嬉しいけど……もしかして、私のことを……。」
 「何でそっちの方向に考えるんだよ。……千桜ちゃんがかわいいから、別に欲が生まれないだけだって。」
 「だったらいいけど……。」

 千桜は少し不機嫌な表情で、勢いよくハヤテの持っているカゴにイベントの冊子を入れた。ハヤテは少し肩がかくっとなった。
 「冊子、重いんだよな……。」
 「……ハヤテくんが負担だね。」
 「それはもちろん負担するよ。……千桜ちゃんに払わせちゃ面目が立たないから。あっ、当日は千桜ちゃんもお金たくさん持っていってね。」
 「うん、もちろん……持っていくよ。」
 「ちょっと口ごもったのは気のせいかな?」
 「……あ、あああっ……も、もう! ハヤテくんと一緒に行きたいんだから! 早く買ってきなさい!」
 「はいはい……。」
 って、千桜ちゃんも買う物があるでしょ……とツッコミを入れて、手を引きながらハヤテは会計まで急いで向かうのであった。


 帰り道、パンフレットのせいなのかハヤテの荷物はかなり重くなった気がした。
 「千桜ちゃん、重いんだけど。」
 「……そうかな?」
 「あのさ、僕が飲み物を買っている間に絶対に入れたよね。……なんか、千桜ちゃん……すごく軽そうな表情してるし。」
 「ごめんね、私……重いのが苦手なんだ。」
 「……まあ、今更千桜ちゃんにもたせるなんてことは……しちゃいけないね。うん、今日だけだからね。絶対だからね。」
 「うん、約束する。」
 「何だか最近……人に甘くなった気がするよ。」
 「ハヤテくん、優しいもん。」
 「……そんなつもりはなかったんだけどな。」
 ハヤテは苦笑いをすると、千桜は手を繋いだ。
 「千桜ちゃんは行ったことはないの?」
 「ないな、一度は行ってみたかったんだけど……遠くて。」
 「そっか、僕も1,2回ぐらいしか行ったことないけど……何となく覚えてるから、大丈夫だと思うよ。」
 「ハヤテくんと一緒に行くのが一番最初だとは思わなかったな。」
 「友達とは……行かないの?」
 「あんまりね……女の子だと、そんなの興味ない人も多いし……かと言って、親と行けるわけないし……。ハヤテくんと行けることになって、とても嬉しい。」
 「そうか……でも、お金はたくさん持っていくこと。いいね。」
 「分かってるよ、もう……。」
 少しふくれっ面になった。千桜は走り出し……ハヤテもそれに牽かれる。

 「ど、どうしたの?」
 「早く帰って……涼みたいの。」
 「……分かったから、急がないで。」

 よっぽど嬉しいんだろうな。ハヤテは笑顔を隠していたが、自然と口元が笑ってしまう。気づかれないように、少し……心に秘めておくことにした。


 イベント一般参加日前夜。寝る前に、荷物のチェックを終えると電気を消して……毎日のように、10分ぐらいの談話に入る。
 「明日は人ごみの中に行くからね……はぐれないようにしなきゃね。」
 「だ、大丈夫だよ。もう……うううん、私だから大丈夫!」
 「はいはい、それに……明日は推定20万人ぐらい、多いと参加する人が来るからね……早めに行くのもアリだけど、一応……いつも通りに起きますか?」
 「……無理せずに、のんびりとってことだね。」
 「あんまり早く行っても並ぶだけだからね。」
 「……うん、明日も暑そうだし……あんまり長く並ぶのは嫌だな。」
 「でも、僕が去年の年末に行ったときは……30分ぐらい待ったからね。そのぐらいは覚悟しておいてもらえるとありがたいかな。」
 「うん……頑張るよ。……うん。」
 「……そのためには、今日はしっかりと寝ておくこと。」
 ハヤテは千桜が寝るまで、体を起こして千桜の様子をずっと見ていた。
 「うん。」
 「……明日は楽しもうね。千桜ちゃん。」
 「当たり前だよ、ハヤテくんと……初めて一緒に……遠くに行くんだもん。楽しみじゃないわけ、ないよ。」
 「……うん、僕も楽しみだよ。何よりも……マンガの祭典だからね。」
 「うふふっ、そうだね。」
 気づけば、ずっと家にいるか……流星群を見に行くか。アニメグッズ専門店などの近隣の場所に行くか。それしかなかった。
 たしかにそうだった。遠くに……1日がかりでちゃんとしたデートのようなことは、明日が初めてなのである。といっても、同じ趣味の祭典なので安心なのだが。

 「とにかく、楽しまなきゃ損だな……。」
 「おやすみ、ハヤテくん。」
 「うん、おやすみ。」

 千桜は徐々に寝息を立てていく。それを確認すると……気づかれないように、頬に唇を触れさせた。
 「……おやすみ。」
 イベント前夜、ハヤテと千桜は興奮にも打ち勝ち……ぐっすりと眠りにつくのであった。


vol.9に続く。ハヤテと千桜は・・・東京有明の某展示場へ。
・・・某イベントで、一夏の思い出作りに向かいます。


☆コラム☆


・・・すみません、今回も割合させてくださいm(__)m


それでは、失礼します。
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