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こんにちは、セカコンです。
24時間テレビ・・・卓球8時間ラリー世界記録達成おめでとう!


さて、今日は色々とあるわけですが・・・。
衆議院選挙に24時間テレビ・・・。

でも、このブログでは千桜さん(ついでにワタル)誕生日祝いで良いですよね。
FC以上に盛り上がる勢いでやっちゃうよ!


さて、SSのお話。

今回、千桜さんが戦う相手は・・・最近、株が急上昇してきたあのお方。
そして、歌もソロデビューを果たしたあのお方ですね。


それでは、vol.2をどうぞ。

~SELL 2 vs.Izumi~


 愛歌さんの言葉が頭に焼き付いていることは事実だ。もはや、きっと綾崎くんとこのまま付き合っていくのなら、避けては通れないことは分かっている。
 それを、綾崎くんと・・・同じ部屋にいるときに考えているということは、やはり相当に私も大人な神経なのだろうか?

 「今日もお嬢さまに休みをもらいましたので・・・。」
 「そ、そうか。」
 「今日は千桜さんの部屋で一緒にいられそうですね。」
 「ま、まあ・・・嬉しいけどな。この前みたいに、ヒナギクに見つかることもないし・・・2人きりだもんね。」

 たしかに、それは嬉しい・・・一緒にいられることは嬉しい。でも、なんか・・・昨日のヒナギクには違和感があったような気がしてならない。
 「・・・どうかしたのですか?千桜さん。」
 「いや、なんにもない・・・そうだ、せっかくだから・・・DVDでも観ないか?私、けっこう持ってるから。綾崎くんの好きなのを選んで良いからな。」
 「は、はい・・・ありがとうございます。」
 「じゃあ、ここにあるから・・・ちょっと、私は紅茶を持ってくるから。」
 綾崎くんはやはり、あのお嬢さまの影響なのか・・・DVDのラインナップを見て相当驚いて、そして喜んでいるようだ。これは嬉しい、アニメで共感できるなんて最高の彼氏じゃないか。

 たとえ、競争率の高い彼であっても・・・。

 綾崎くんと恋人になったからだろうか、咲夜さんのメイドになったからだろうか。それとも、作者の意向なのか・・・私は最近、紅茶を飲むことが多くなった。
 「さてと、紅茶を持っていくか・・・。」
 玄関には綾崎くんの靴がある。・・・彼は三千院家の執事だからな、靴を脱ぐなんて寝るかお風呂に入るかのどちらかしかない。だから、彼も・・・靴なんて履かなくてもいい・・・くつろぎはほしくなるだろうな。
 だから、ちょっとだけ・・・愛歌さんに言われたこと、アニメでも見終わったらやってみるとするか・・・ちょっとだけだけどな。

 「決まった?」

 部屋に入った第一声がこれ・・・ちょっと私と綾崎くんの距離が近いって分かるだろ?そうだよ、綾崎くんと私は恋人同士なんだよ。
 「ええ、やはり・・・前も千桜さんとお嬢さまと観たアニメなんですが、このナデカタのブルーレイにしたいと思います。」
 「ああ、そうか・・・。」
 綾崎くんと付き合う直前・・・GWの頃。私は超短期型集中アルバイトを秋葉原のアニ○イトでやっていた。まあ、18禁コーナーだったが。
 その時に、綾崎くんとナギさんがアニメイトにやってきて・・・こ、こほん。色々とあったわけだが・・・ナギさんの目的は、今から綾崎くんと観ようとしている『ナデカタ』のブルーレイBOXを買いに来たというのもあったそうだ。
 それで、結局買えなくて・・・私が買ったブルーレイを譲ると言ったら三千院家で観ることになり・・・今でも思い出したくない、ナギさんと波乱のごとく・・・作品のことについて言い争いをした。

 「まあ、綾崎くんとならそういうことは絶対に無いよなぁ・・・。」
 「・・・えっ、なんですか?」
 「ううん、なんでもない。そうかぁ・・・覚えていてくれたのか。」
 「ええ、千桜さんがアニメ好きだって本当に分かったのは・・・実は、あの時がきっかけだったんですよ。それで、しばしばお嬢さまの相手もしてくださって。」
 「いや・・・同士の人間も必要だと思うんだよ。だから、同じクラスに・・・ナギさんという人がいて、私はとても助かってるよ。」
 「そうですかぁ・・・初めてお嬢さまのオタクぶりが褒められた気がします。なんか、お嬢さまのおかげか・・・僕までけっこうアニメに詳しくなっちゃいましたよ。」

 そうかそうか、やっぱり最高の彼氏だよ。性格面も趣味面も・・・そして、何よりもスキルが高い。色々な意味での。
 「綾崎くんはやっぱりアニメは好きだよ・・・な。」
 「ええ、千桜さんの次に好きですね。」
 「・・・なっ、て、照れること・・・い、言うなよ。」
 普通の表情で言ってしまうのだから、綾崎くんはすごくて・・・そして、かっこいいんじゃないかって思える。
 「私だって、その・・・綾崎くんのこと、アニメとかと同じぐらい・・・いや、綾崎くんの方が好きなんだからな!」
 「千桜さん・・・それ、ツンデレ属性の告白の仕方ですね。」
 「なっ・・・人の告白をアニメの属性と重ね合わせるつもりかっ!」
 「だって、今の千桜さん・・・かわいかったから。す、すみません・・・失礼なことを言ってしまって。」
 「・・・もう、綾崎くん・・・。」
 最近、少しも敬語を使わなくなって・・・男っぽい口調になってしまったことに後悔していたけど、やはりそれは日々の中のどこかで可愛さは出てくるのだろうか。ちょっとした不安は解決したように思えた。

 「ちゅっ。」

 その証拠に・・・綾崎くんにキスしたからな。それに、綾崎くんもキスしたがっていたようだし・・・まあ、2人きりだから・・・安易な口づけも読んでいる皆さん、大目に見てやってくださいな。
 「千桜さん・・・。」
 「さっ、ナデカタのブルーレイを観よう!」
 「はいはい。」
 部屋の電気を少し暗くして、テレビの前で綾崎くんと2人並んで観る。小さな映画館のようだ。外は晴れているために、カーテンを閉めるが・・・その微妙な明るさが、私はとても好きだった。
 それに、途中で紅茶は飲めるし・・・お菓子だって食べられるし、ベッドの上で少し体を伸ばしながら観ることだってできる。これ以上に最高なものはない。

 「ここ、ここが良いシーンなんですよ!」
 「やっぱりそうですよね、ここはネットでも神シーンだと言われていますからね。やはり千桜さんも・・・。」

 きっと、ナギさんだったら「最近のアニメ好きもレベルが下がったな!」とか、そんなことを言いかねない。別に私はそれでも良い。良いと思ったシーンは良いと思える。それを共感できる優しい彼だっているんだから。
 (少し前の私だったら、そう言われたら真っ向から刃向かっていたんだろうな。)
 やっぱり、同じところで良いところを言い合えるのはいいことだな。これ以上にアニメ好きに感激できることはないよな。

 「やっぱりこのル○ルリの可愛さはいいですよね・・・。」
 「ええ、お嬢さまはSFの方が良い・・・!とあの時はおっしゃっていましたが、僕はキャラクターの可愛さも重要だと思いますね。」
 「そうだよな、さすがは綾崎くん・・・分かってくれて嬉しいよ。」
 「あははっ、可愛いキャラクターの本もお嬢さまはさりげなく持っていらっしゃいますからね。僕もその影響ですかね、少しは興味を持ち始めちゃいました。」

 うんうん、それで良いんだよ綾崎くん。でも・・・気遣ってそういう風に言ってくれているのだろうか。まあ、どちらにせよ嬉しいには変わりない。全ての話しをゆっくりと綾崎くんと観た。
 「面白かったですね。やっぱり。」
 「あああっ、これだけでけっこう時間が過ぎてしまったな。」
 「そうですよね・・・。」
 「こういう風にやっぱり・・・綾崎くんといる時間も短く思えるのか。なんか、それは嫌だな。」
 「千桜さん・・・。」
 彼女の部屋で2人きり。そして、部屋は薄暗い・・・それは、あんな感じのシーンを匂わせていくような感じ。綾崎くんは自然と私の側に寄ってくる。

 「ちゅっ。」

 お決まりのキス・・・それはいつもよりも少し長かった気がする。さあ、さっきの通りあんなシーンの序章をやっておきましょうか?
 というところで、大抵は邪魔なトラップ・・・とまではいかないけど、そんなものが舞い込んでくるものだ。今回もそういうのがやってきた。


 『ピンポーン!』


 インターホンが高らかに鳴る。・・・って、おい!30秒間待っても誰も出ない・・・しょうがない、私が出るしかないか。
 「綾崎くん、ちょっと私・・・出てくるから。」
 「ええ、分かりました。」
 誰だ・・・?こんなに暑い夏休みの昼間にインターホンを鳴らす人は。
 「は~い。」
 一応、他人様かもしれないからな・・・少しは明るい声で出た方が良いだろう。私はそう思ってドアを開けた。

 「ちーちゃん、おひさ~。」

 「・・・って、瀬川さん!」

 玄関に立っているのは瀬川さんだった。なんだっけ・・・何かあったか?特に約束をするようなこともしていないし。
 「ちーちゃん、この前貸してくれた第1巻は面白かったよ!」
 「あ、ああ・・・あれですね。」
 「うん、ヒロインの娘がめちゃくちゃかわいくて~!」
 「ですよね~!」
 そうだった・・・瀬川さんにラノベを貸していたんだ。学期末に面白い本がないかって訊かれて、調子に乗って渡した・・・。あああっ、あれかぁ・・・。
 そのまま、話は盛り上がってしまった。10分ぐらいだろうか。その展開ではもちろん、こんな感じになる。

 「じゃあ、第2巻貸して~。」
 「ええ、いいですよ。」
 「じゃあ、ちょっとおじゃましちゃいま~すぅ。」

 はいはい・・・どうぞどうぞ。


 ―――って、まずい!私の部屋には綾崎くんがいるんだ!


 家の中に入ってしまった瀬川さん、姿は・・・振り返ると既にいなかった。これは明らかにやばい状況だ。とにかく、自分の部屋まで走っていくと、
 「な、なんで・・・ハヤ太くんがこんなところにいるの?」
 「瀬川さん・・・。」
 あああっ、遅かった・・・もうばれた。あああっ、死にたい・・・恥ずかしいよ。瀬川さん、綾崎くんを凝視してるし・・・。
 「・・・ハヤ太くん、もしかして・・・ちーちゃんと付き合ってるの?」
 「ええ、そうですけど・・・。」
 だから、なんではっきり言っちゃうんだよ・・・ヒナギクの時みたいに、悲しんで走って去っていくのが目に見えてるだろ・・・。

 「へえ・・・そうなんだ、ちーちゃんかわいいもんね。」

 あれ・・・?思ったよりも好感触に思えるのは私だけか?だけど、次の瞬間・・・瀬川さんは多分、私を恋人であると認識しているよな。それを確認したくなる行為をするのである。
 「ねえ、ハヤ太くん・・・ちょっと、唇・・・貸してくれない?」
 「えっ?」
 「うん、3秒で済むから。」
 すると、瀬川さんは綾崎くんに・・・口づけをした。なんと・・・私の前で堂々とやった。瀬川さん、あなどれない。

 「・・・やっぱり、そうだ。」

 予告通り3秒間キスをした瀬川さんは、笑顔でそう言うのだが・・・その意図が全く分からない私は怒りたい気持ちでいっぱいだった。
 「10年前に・・・初めてのキスをした相手はやっぱりハヤ太くんだったんだ。」
 「えっ?」
 「だって、この唇がそうだって証明してくれてるもん・・・あの時の感触と一緒だったから、柔らかくて温かい感触。」
 「そ、そう言われると・・・泉かもしれしれないとも思っていたんですよ。その、10年前のキスは。」
 10年前のキス・・・そんなの知らないぞ!ど、どういうことだ・・・?

 「あ、あの・・・2人とも。もしかして、2人は・・・幼なじみとかそんな関係だったりしますか?その、気軽にキスしちゃう若さ故の関係とか。」

 闘争心・・・それが、私の中で第一党に君臨する言葉である。なんだよ、綾崎くん・・・泉のことでも好きなのかよ。
 「ううん、違うよ・・・でも、ちょっとだけハヤ太くんが好きだったな。」
 「な、なんですって・・・。」
 「いやいや、ちーちゃんほどじゃないよ。もう一回、ファーストキスをした相手とキスしてみたいなとかそう思っただけだよ。」
 「む、むむむっ・・・今はな、綾崎くんは私の恋人なんだからな!」
 「ごめんごめん・・・このことは、他の人にはあんまり話さないからさ・・・それと、もう一回だけキスしていい?」
 「はぁ?ダメに決まっている・・・。」
 と、言っている側から瀬川さんは綾崎くんとキスしてる・・・あああっ、何だかすごく悔しいのは何でなんだろ!?
 それに、綾崎くんは微妙に喜ぶな!

 「はうん・・・ちょっと感激しちゃったな。」

 そりゃ感激するでしょう、10年ぶりに初キッスの相手が見つかって・・・それが、ちょっと好きだった綾崎くんだったらなおさらだよな。
 「ご、ごめんね・・・ちーちゃん。」
 「ええ、別に・・・い、いいんですよ。ほら、瀬川さんの読みたかった第2巻・・・はい、面白いと思うから。」
 「う、うん・・・ありがとう!ちーちゃん!」
 やばい・・・怖い声で言ってしまったな、瀬川さんは少し涙目で帰ってしまった・・・悪いことをしてしまったな。

 「あ、あの・・・千桜さん?」
 「・・・へえ、綾崎くんって私が最初だと思っていたのですが・・・瀬川さんが最初だったのんですね。」
 「いえ、本当の最初は・・・前の彼女です!今はもう・・・10年前に別れた、若さ故の関係ですけど。」
 「そ、そうなの・・・随分と口づけにはかなりのテクニックを兼ね備えているように思えたよ。今の瀬川さんのを見て・・・。」
 「そんな・・・あるわけないじゃないですか。」

 許せるはずだった・・・私だけだもん。今、彼が愛してくれている人は・・・だけど、なぜかそんなのは言葉に出せずに行動に表れた。

 「ちゅっ。」

 キス・・・それだけが、今の私にとっては気持ちの落ち着く方法だったかもしれないから、私は無心に・・・綾崎くんにキスを一方的にした。
 「千桜さん・・・。」
 「私が一番・・・良いキスができるんだから。だから、綾崎くん・・・今だけでも良いから、少し気持ちいいキスをしてほしいな。」
 「え、ええ・・・。」
 あるラブシーンでは、唇をお互いに絡ませるという技術があるらしい。アレを少しだけやってみることにする。
 「んっ・・・んっ・・・。」
 なんだ、紅茶のせいなのか・・・?少し良い香りの中でキスをしているように思えて、綾崎くんの舌が気持ちよく絡んでくる。

 「ぶはっ・・・綾崎くん、これでいい。」
 「千桜さん・・・。」
 「気持ちよかったよね・・・甘くて。」
 「はい。とても・・・気持ちよかったです。」

 これだけで・・・だいぶ綾崎くんと近くなった気がする。これだけで・・・自分だけにやってくれると思ってた。


 だけど、この直後・・・私を最大の裏切りが襲うことになる。


vol.3に続く。予想だにしない裏切りが・・・千桜を襲う。
そして、夢で出会った意外な人物(?)とは・・・。


☆コラム☆


・・・ちょっと、ここは簡易的に。
次回出るキャラは3月3日(原作中の)以来ですよ。

なので、お楽しみに。
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