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こんにちは、セカコンです。
・・・いやぁ、良い司会でしたよ・・・春風千桜さん。

さて、今回からは私に戻りまして・・・はい、コラボSSのver.セカコンの開始です。・・・どうなるんだろうな、どうなっちゃうんだろうなぁ。

更新頻度は、気の向くままにやっていきたいとおもいます。
それ以外に私の場合はありませんw


8月30日とは、年始から242日目に当たる日。
そして、千桜さんと同じ誕生日には嵐の松本潤くんがいるそうです・・・。

あとは、ドラえもんがネズミに耳をかじられた日でもありますw(ウィキより)

さて、今回のSS・・・ver.セカコン。
たぶんね・・・分からないけど、こっちの方が残酷といえば残酷かもw


向こうが全22編に対して、こちらは7部構成。
・・・圧倒的に短いと思いますが、量的にはこちらの方が多いです。

まぁ、だからってどうもありませんが・・・とりあえず、楽しんでくださいな。


それでは、vol.1をどうぞ。

~SELL 1 vs.Hinagiku~


 一夜が明けた。綾崎くんに「千桜さんが彼女です」みたいなことを、ヒナギクに告白してから一夜が明けた。
 「・・・眠れない。」
 綾崎くんが好きだから眠れない。熱帯夜だから眠れない。それもあったよ。でもね、でもね・・・最大の原因はこれに決まってる。

 『え・・・千桜さん、ですよ。』

 別にああいう言い方をしなくても良いんじゃないのかと思うよ。だってさ、私たち・・・付き合ってる仲なんだよな?
 『ええ、愛しの千桜さんですけど?』
 とか、そんな大胆の言い方の方が・・・絶対に情熱的に思える。って、ここでツッコミを入れる咲夜さんみたいな人もいると思うけど、やっぱり・・・ヒナギクにばれてしまったことが一番の原因なんだ。

 「そういえば、今日は生徒会の仕事が入っていたような・・・。」

 入っていたのだろうか?それは、すぐに分かる。私はちゃんと予定はお気に入りのメモ帳に書く習慣があるんだよな。
 「入ってた。うわぁ・・・面倒だ。あああっ、面倒だ。」
 書記の仕事は楽しいものだ。でも・・・時に面倒になるときだってある。それが、仕事という言葉の定義だと私は思ってる。

 ラノベ好きの私には・・・その仕事が給料制でお金が出るなら、大いにやるんだけどなぁ・・・。たまにはあの三千院家のお嬢さまとア○メイトに行くことも、夏休みの良い暇つぶしもできるかもしれない。
 「しょうがない。行く他はないか・・・。」
 行かないと、いくらヒナだって怒るに決まってる。そうなるのは誰だって嫌だよな。そんなのが好きなのは、相当なドMだと思う。

 私はその後・・・制服に着替えて、何の変哲もない朝食を食べて・・・普通の時間に学校に行く。
 ただ、違うのは・・・夏休み中のことであるということだけなのだ。


 白皇学院に着いた。1年間以上・・・この校舎を見てきたけど、飽きる要素は一つも見あたらない。何かの魅力があるように思える。
 「まったく、この学校は広すぎるんだよ。」
 ゆっくりと歩くと・・・やはり、夏休み特有だな。制服を着ている生徒なんて、文化部の生徒と私みたいに生徒会の人しかいない。

 『ファイ、オー!! ファイ、オー!!』

 あああっ、頑張ってるわね。汗と涙を流しながら・・・一生懸命走っている運動部の男子生徒がたくさんいるよ。あんまり実績もないのに。
 「私はメイドでちょうど良かった・・・。」
 こんな暑苦しい場所で走るぐらいだったら、涼しい中で少し頭を使う仕事をした方がマシだと思う。だからなんだろうな、今まで続けられた一因はここにあったのか。
 「私は書記やって良かった・・・。」
 順番が狂ったか?でも、どちらにせよ・・・涼しいところでの仕事には変わりない。アウトドアの仕事よりはインドアの方が大いに喜ぶ。だって、外とかに出ると・・・紫外線とかで肌とか荒れるんだろ?それは何だか嫌なんだよな。

 「よし、そうとなれば涼しい時計塔にレッツラゴーだな。」

 もし、咲夜さんがいたら・・・突っ込まれていたような。これ、みなさん・・・知っていますよね?いつかのアレですよ、アレ。


 時計塔・・・通称はガーデンゲート。それは、孤高のような存在にも思える・・・白皇学院、生徒会の主な活動拠点となっている。とても高いところに位置している。
 「・・・でも、屋上にはヒナがいるのか。」
 ヒナギク・・・おまえも綾崎くんのことが好きだったんだよな。うすうすは分かっていたんだ、だって・・・私とどきっとなる瞬間が一緒だったことが、ここ最近・・・よく見かけていたからな。
 「そうなると、昇る他はないか・・・。」
 もちろん、昇るのはエレベーターを使ってだ。階段・・・あったかどうかなんて、原作なんかには語られていないから言えるわけないだろ。

 「あっ、ハル子・・・。」

 エレベーターのドアが開くと、そこにはヒナギクが立っている。ヒナギクはどうやら、私の一便前のエレベーターに乗ってこの屋上に着いたんだろう。
 「お、おはようございます。会長。」
 「う、うん・・・。」
 とりあえず、2人きりであっても・・・他の人がいるときと同じような口調で話すことにする。私のファンの間では『書記モード』とかで人気を博しているんだよな?
 「ええと、その・・・会長。」
 「な、なあに・・・?」
 「ええと、その・・・。」
 「う、うん・・・なあに?」
 こんなループが10回ほど続いたときのことである。ヒナギクがこのループに1本のメスを入れたのだ。

 「とりあえず、まだ・・・人来てないし。中でお茶でも飲もう・・・よ。」

 なんか、属性「ツンデレ」が見えない。萌え・・・ではないが、やはり昨日の綾崎くんとの光景を見られてしまったせいか、ヒナギクは酷く落ち込んでいるようだ。
 それでも、ヒナギクの入れてくれた紅茶はさすがにおいしいと思える。これが生徒会長のスキルというやつか。
 「おいしいですよ、ヒナ。」
 「・・・うん、ありがとう。」
 「・・・あのな、昨日の綾崎くんとの件なんだが・・・。」
 気づけば、書記モードなんて忘れかけていた。綾崎くんのことになると・・・突然に敬語ではなくなってしまう。

 「ううん、いいんだよ。その・・・昨日のことは事実なんだし。」

 薄く微笑んで、紅茶を飲み・・・「おいしい」とつぶやく。それが私には見えたので、すっかり安心しきっていた。
 「おいしいですね。」
 だから、私も・・・紅茶の味をしっかりと楽しんだ。だって、微笑んでくれているんでしょう?
 だが、それは・・・すぐに変わってゆく。

 「・・・」
 「えっ?ど、どうかしましたか?ヒナ。」

 紅茶を静かに飲んでいたヒナギク。だが、その手も・・・そして、口元も止まり・・・わずかに変化が分かったのは潤んだ瞳だけだった。

 「・・・ずるいよ。」

 一言、それだけ・・・涙を流しながら言葉に出した。私もカップを置いてヒナギクの顔を真剣に見つめる。
 「・・・その、何が・・・?」
 「なんで、なんで・・・?私、ハヤテくんと付き合っていること・・・教えてくれなかったの?」
 「そ、それは・・・。」
 「私とハル子・・・友達だよね?だったら、教えてくれたって・・・いいじゃない。なのに、何で・・・私に教えてくれないの!?」
 答えることができない。それは・・・きっと、芯の部分を訊いてるから。言わなかったことはすまないと思った。だから、ヒナの隣に座って、

 「・・・ごめんなさい。」

 そう謝ってヒナの頭をゆっくりと撫でた。でも、ヒナも怒っていたんだろう。私の手を勢いよく払った。
 「・・・ひどいよ!」
 先ほどとはうって違う。さっきが熟れてしまったトマトとすれば、今は成熟した手のトマトのように、なんというか・・・ツンツンしていた。

 「友達だったら、教えてくれたって・・・いいじゃない!私、ハヤテくんのこと・・・好きだった!」

 だから何だって話になってくる。それを、ヒナギクは快く聞いてくれるのだろうか?今はとりあえず、ヒナギクの罵声を受けることにする。
 「私、誕生日の頃から・・・3月3日からずっと、ずっと・・・いえ、それより前から彼のことが好きだったの!」
 まあ、私は・・・4月とかに好きになって、5月に・・・綾崎くんとは付き合い始めたわけだから、その気持ちは・・・ヒナギクの方がずっと前だったんだな。
 「それなのに・・・それなのに、どうして・・・ハル子と付き合っているの?それを、どうして今まで私に伝えてくれなかったの?」
 「そ、それは・・・。」
 言葉が詰まる。恥ずかしいからという理由もあったかもしれない、『千桜』という書記の自分を崩したくなかったかもしれない。
 でも、今のヒナギクの言葉には私は理不尽に感じた。第一に・・・今から言うことが一番の怒るところである。

 「ヒナ、あの・・・何について怒っているんですか?それが・・・一番私にとって、怒りたい部分なんですけど。」

 えっ、と驚いた表情で私の方を向くヒナギク。それが、再び・・・私の怒りの導火線に火をつけることになった。
 「・・・たしかに、ヒナに言わなかったのは私が弱い部分があったからなので、悪いとは思っていますよ。」
 「ほ、ほらっ・・・。」
 「でもね、好きな気持ちが私より前だからって・・・ヒナにそんなことを言われる筋合いなんてないと思うんですけど。」
 「ハ、ハル子・・・。」
 「それって、ヒナが・・・好きだって告白できないから、勝手に人のせいにしているだけにしか聞こえませんよ。私は、頑張って・・・告白して、それで・・・綾崎くんと付き合い始めたんですから。」
 事実を言ったまでのこと。ヒナギクは泣き始めた。さすがにこれはきつい言い方だったのか・・・?
 「ヒナ、あの・・・。」
 「やだやだっ!もう、ハル子なんてやだっ!」
 「・・・ご、ごめんなさい。」
 これじゃ、幼稚園のだだっ子だな・・・だが、そんなヒナがかわいく思えるのは・・・やはり、それだけ私に余裕という気持ちがあったからなのだろうか。

 「じゃあ、はっきり訊きますけど・・・ヒナは綾崎くんとどうしたいんですか?」

 「えっ・・・?」

 この問いかけに、ヒナの表情が一恋する女子高生に戻ってゆく。なんだ、これには深い思惑があるように思えるんだが、どうなんだろうかねヒナギクさん。
 「私がハヤテくんと・・・?」
 「そうです、でも・・・絶対に綾崎くんを譲るつもりはありません。それは、意地悪という意味ではなくて・・・正面からヒナと立ち向かうつもりですけど。」
 「・・・私、ハヤテくんと・・・そのキスとかしたいの。その、想いを・・・伝えるだけで良いから。」
 さっきとは打って変わって、控えめな要望を出してきたヒナギク。それは、本当のことなのだろうか。

 「本当に、それで・・・いいんだな?」
 「・・・えっ、そういう風に言ってくれるってことは今から、もしかして・・・?」
 「もちろん、綾崎くんを呼ぶつもりだけど・・・?」

 携帯電話でさっそく呼び出すか・・・生徒会の仕事が終わった後にでも来てくれと、綾崎くんにでも頼んでみるか。
 「えええっ、いいわよ!そ、そんなぁ・・・。」
 「・・・でも、ヒナ・・・綾崎くんとキスとかしたいんですよね?」
 「そ、そんな・・・悪いわよ。その・・・ハル子の彼氏を奪った気分になっちゃうから。その、悪い気がして・・・。」
 「・・・私の彼氏?」
 「だから、その・・・ハヤテくんはハル子の彼氏なんだから!そんなこと、絶対にできないの。だから・・・。その、が、頑張って。」
 本当はキスしたいってことは、私にも分かっていた。でも、私だって・・・キスしたことは2回しかないんだぞ?ヘタしたら、ヒナギクに取られるかもしれないんだよな。

 でも、今・・・ヒナギクは“私の彼氏”だって言ってくれた。だから、やはり・・・こういう受け取り方でいいんだよな?

 「じゃあ、私と綾崎くんのことは・・・。」
 「・・・だから、良い関係が続くように頑張って・・・ほしい。それだけよ、その・・・ハル子。」
 「ヒナ・・・。」
 「で、でも・・・その、私だって・・・諦めた訳じゃないんだからね!その、いざとなったら・・・私だって、参戦するんだから。」
 「その時は良い戦いができるようにしましょうね。」
 再び、ヒナギクが紅茶注いで静かに飲む。今度はミルクを少し入れて。違ったひと味が楽しめた。

 そして、愛歌さんがやってきて・・・3人だけの生徒会会議をした。


 それから、30分後。3人だけだからスイスイと会議は進んであっさりとやらなければいけないことは終わった。
 そして、愛歌さんと2人きりになったときに・・・。
 「なんだか、会長も千桜さんも明るいけど・・・何かあったの?」
 「い、いえ・・・なんでもありませんよ。」
 「・・・そういえば、綾崎くんとはどうなってるの?ちゃんと、綾崎くんにご奉仕されているの?」
 「な、なんでそんな・・・少し卑猥な感じに訊くんですかっ!」
 「いえいえ、恋愛という物・・・それも、スキだらけの千桜さんの恋愛なんて・・・とっても興味があるから。」
 うわあっ・・・愛歌さん、ドSモードになりかけてるぞ。愛歌さんは色々と私のことを知っている、オタク、メイド・・・そして綾崎くんの恋人ということも。
 「えええっ、興味持つんですか?」
 「だって、お友達の恋愛のことぐらい・・・知りたがってもいいんじゃない?それが、学園ストーリーの王道だと思うの。」
 「ああ、そうなんですか。」
 それは、たぶん90年代が一番の花形だったと思うけどな。まあ、今もラブコメは一番人気は高いけどな、漫画でもラノベでもこういうSSでも。
 「で、千桜さんは綾崎くんとどうなっているのかな・・・って、不意に思ったりするでしょう?」
 「まあ、そうなんじゃないんですか?」
 「でっ?」
 「はあ?」
 「だからぁ、綾崎くんとは色んなことをしているのか・・・ちょっと、私・・・訊きたくてしょうがないのよ。」
 「・・・」
 色んなことか。まあ、そこまでする勇気もないし。それに、

 「キスぐらい・・・できれば、私は彼女として満足ですよ。」

 そうだ、決してあんなことはする勇気なんて持てない。そこまで好きだとは思うけど、いざそうなったら、綾崎くんを叩くかもしれない。
 「へえ、やっぱり綺麗な恋愛をしているのね。」
 「綺麗なって・・・あのですね、私はまだ綾崎くんと付き合い始めて3ヶ月しか経っていないんですよ。」
 「へえ、3ヶ月“も”付き合っているのね。」
 「・・・」
 これが、よくある台詞「物の価値観はそれぞれ違う」か。違うかもしれないが、愛歌さんはもし3ヶ月付き合ったら何かをやらかすことは分かったぞ。

 「まあ、千桜さん。・・・頑張ってね。」
 「・・・何をですか?」
 「いろいろ。とにかく、まずは・・・そうね。綾崎くんと絶対的な関係を築けるように頑張ってね。」
 「ぜ、絶対的な関係って・・・お、おい・・・愛歌さん。」

 ど、どういうことを言っている?あ、あのな・・・秩序を守る恋愛という言葉があるんだよ、というより今作ったけど。
 あのな・・・愛歌さんの言っていることは、明らかに今の私と綾崎くんにとっては『高級な行為』なんだと思うんだが。
 「愛歌さん、とりあえずは・・・綾崎くんと安定した恋愛ができるように頑張りたいと思います。」
 「安定かぁ・・・つまらない。」
 つまらないって・・・いいですよ、もし愛歌さんがその『絶対的な関係を築く』行為をするときは、私は喜んでその場に居合わせてあげますよ。

 「それじゃ、綾崎くんに振られないように頑張ってね。」
 「分かりました。」

 不機嫌そうに答えれば・・・きっと、愛歌さんも去ってくれるはず。ほら、さっさと帰ってくれた。良かった良かった。


 「・・・いつか後は、そんなことをする関係になるのか。」


 だけど、これから・・・私が想像できないような展開になっていくことになるなんて、知る由もなかったんだな。


vol.2に続く。ヒナギクは自分のことを理解してくれた・・・と思った。
次なる敵は、意外中の意外・・・最近ソロデビューを果たしたあのキャラだよ。


☆コラム☆


さてさて、始まりましたよ・・・このSS。
・・・いえろーらいんさん編と似ている部分もあれば、かなり違う部分も。

・・・あのキャラを使うのはそうそう無いんじゃないかな。
まあ、いつか書こうと思っていた要素をこのSSにぶち込みました。


そして、えっちも進化してR-18に普通に引っかかる内容ですw
・・・伏せ字になるような言葉は一切使っておりません。

次回は案外意外かもしれないあのキャラ。
・・・ヒント:ハヤテがキスをしたことのある相手です。


それでは、失礼します。
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