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こんばんは、セカコンです。
最近は、SS書きのBGMをアニソンに変わってきている今日この頃であります。

2本目「チェリー」も、3本目「チハごと!!」も2本とも3割ぐらい。
・・・なんとか、30日までに大丈夫な空気にはなってきてます。


最近はSSを書くときのBGMがアニソンに変わってきている・・・。
キョンのハレ晴れは最高だよ。今の私みたいだからw

2本目は・・・壮大なのか?
・・・いや、壮大じゃないか。内容もあんまり濃くないかもしれないし・・・。


さて、SSのお話。

今回からこのSSの第2章・・・か、繋ぎの部分。
ちょっと、元気な千桜・・・いえ、ハルさんが見られると思います。

そういえば、咲夜誕生日SSでは地の文がハルさんモードで基本敬語。
でも、「チハごと!!」は書記モードで基本普通の口調。


・・・本当に多面性にできるんだなと思った今日この頃。


それでは、vol.5をどうぞ。

~SELL 4 Tell Love~


 好きだと告白したことは、どれだけ大きいことなんだろうか。

 毎日が楽しくなった。何事にも楽しくなった。何気ないことであるが・・・千桜の表情に笑みの絶えることはなかった。
 「綾崎くん、あのね・・・。」
 好きだと告白して、ハヤテに承諾されても・・・今までと変わらない感じの付き合い方であった。この日、8月20日。約束の日まであと10日である。
 今は携帯電話で話しているところだ。

 「綾崎くん、約束・・・覚えていますよね?」

 約束・・・もちろん、それは自分の誕生日に開催される地元の夏祭りのことである。花火大会も兼ねているようなので、少し遠くからの観客も多いらしい。
 「ええ、覚えていますよ。」
 「ナギさんには・・・このこと、言っていますか?」
 「いえ、まだ・・・言っておりませんが。」
 「やはり、このことはナギさんに・・・言っておいた方が良いのでしょうか?」
 「たぶん、大丈夫ですよ。追って・・・お嬢さまには僕から話をつけておきますので、安心しておいてください。」
 「ええ、だったらいいですけど。」
 どうやら、まだハヤテはナギにこのことを話していないらしい。しかし、ハヤテは絶対に約束を守ってくれる。そう信じているから、

 「じゃあ、楽しみにしていますよ。綾崎くん。」
 「・・・ええ。」

 喜んだ口調で、明るい声色で・・・電話を切る。千桜は電話を切ると・・・携帯をベッドに置いて、ラノベを読み出した。

 「結ばれる、か・・・。」

 そんなところまでは考えていない。ただ・・・一緒にいたいだけ。そこまでのことなんて考えてなかった。でも、そのラノベは少し刺激が強かった。

 『・・・あっ!』

 そんなコトは常にあって、千桜の心はいつしか・・・その相手をハヤテと重ね合わせるところまで発展した。
 「・・・って、綾崎くんとこんなことできるわけがない。まずは、付き合って・・・それなりの関係になったらの話しだな。」
 前向きに進もうとする千桜。それを、翌日・・・こんなところでも影響していくのであった。


 翌日、愛沢家。
 千桜のバイト・・・それは、咲夜のメイドの仕事である。3月にとある理由で咲夜に惚れ込まれて、バイトという形でのメイドとなった。

 「咲夜さ~ん、紅茶をどうぞ。」

 メイドとしての千桜はかなり明るい性格のようで、普段のクールな印象なんて面影も見せないような女の子らしい感じである。
 「おお、ありがとな。」
 「いえいえ、咲夜さん。角砂糖をお入れしましょうか?それとも・・・ミルクの方がよろしいですか?」
 「お、おおおっ・・・そうやな。ええとな、角砂糖1個がええねん。」
 「はいはぁぃ・・・。」
 お笑い好き、そしてテンポの良い人間大好きな咲夜でさえも驚く、今日の千桜は・・・何かあったんじゃないかと疑った。

 「ごゆっくりお楽しみくださいね!」

 テンションが異常に高いこと・・・それはすぐに分かった。普段の千桜を見ていない咲夜でも、このモードの千桜が常に活気あふれている少女だと知っていても。

 (あれは・・・絶対に何かあったんやな。)

 「ハルさん、ちょっと・・・それを片付けたら、ウチと少し・・・話ししよっか。それが、今日のハルさんの仕事や。」

 正直、咲夜にも恋愛には少し興味があった。もちろん、それは・・・自分のメイドの恋愛だったらなおさら聞いてみたいところであった。
 「咲夜さん・・・?」
 「まあ、ええから・・・そこのソファーでくつろいでや。」
 「はぁ・・・。」
 千桜は咲夜に言われるがままにソファーに座る。
 「で、その・・・咲夜さん、いいんですか?その・・・今日の仕事はお話をするということだけで。」
 「ええんやええんや。ささっ、咲夜ちゃん特製の紅茶をハルさんにごちそうしたる。巻田、国枝・・・!ティーセット持ってきてぇ~な!」
 咲夜は手を2回叩く。すると、巻田と国枝がハヤテのごとくティーセットをテーブルの上に置いた。
 「よぉし、ご苦労さん。下がってええで。」
 巻田と国枝は少しだけ嬉しそうに敬礼!すぐさまに部屋を出て行った。そして、咲夜は冷静な表情で千桜に紅茶を差し出した。

 「ありがとうございます。」
 「きっと、おいしいと思うけどなぁ・・・。」

 一口、口をつけた瞬間に千桜は目を見開いた。
 「お、おいしい・・・!」
 「なっ、普段はあんまり飲まない高級茶葉をつかっているんや。だから、おいしいやろ。な、千桜さん。」
 「そ、その・・・私のために用意してくださってありがとうございますっ!」
 「はははっ、せやけどな・・・ウチがハルさんと話したいことはな・・・。」
 紅茶の香りが部屋の中を包んでいる。その・・・少し高級感あふれる雰囲気の中で、いかにも女の子の会話が始まった。

 「ハルさん、あんた・・・恋してるやろ。」

 ニヤニヤ顔で興味津々の咲夜は、ストレートに言った。千桜は途端に頬が赤くなっていった。
 「えっ、そ、その・・・さ、咲夜さん・・・そ、そんなぁ・・・わ、私・・・こ、恋なんて、し、してませんよぉ・・・。」
 明らかに動揺している・・・。スキだらけな千桜は、ここでもかなりスキだらけな答えをした。
 「ハルさん・・・かなりスキだらけな答えやで。」
 「なっ・・・!」
 「あんた、恋してるやろ。最近、すごく女の子っぽい表情の連続やで・・・。なぁ、恋してるんやろ?」
 「・・・なんでばれちゃうんですかぁ・・・。」
 そんなにデレデレした答えをされてもなぁ・・・咲夜はあははっと笑うことしかできない。しかし、咲夜は答える。

 「だって、明らかに恋する少女の顔やないか。」

 咲夜はいじる。Sになる。そして、千桜は・・・頬を赤くして、笑顔のままであり・・・まるでMのようである。
 「もう、そんなぁ・・・いっつも、私は恋に縁のないように聞こえるじゃないですか。」
 「いやぁ・・・ハルさんは仕事熱心やから、恋愛とかに余裕とかがないように思ってな。すまんすまん。」
 「いえ・・・恋をするって楽しいですね!」
 「楽しい、か・・・。」
 「ええ、なんか・・・毎日が青空みたいですよ!」
 「青空、か・・・。」
 かなりのハイテンションになって来た千桜は、紅茶を一気に飲み干して咲夜の隣に座った。
 「で、どない男と付き合ってるん?」
 「ええと、綾崎くんです!」
 「・・・!そ、そうかぁ・・・借金執事と付き合ってるのか。・・・あああっ、あははっ、これは意外やったな。」
 咲夜も逆に明らかに動揺とした仕草を見せる。まず、それを言われたときが紅茶を飲んでいたときだったので、吹き出した。

 「あああっ、大丈夫ですか!?」

 「だ、大丈夫や。」

 千桜は布巾で咲夜の顔を横から優しく拭いていく。だが、次なる動揺・・・カップをガタンと5cm上から落とした。

 「あ、熱っ!」

 「あああっ、大丈夫ですか!?」

 「だ、大丈夫や。」

 ループしかけたところで、咲夜の手は止まった。明らかに動揺している・・・?しかし、咲夜は話を続けた。
 「へえ・・・ハルさんは借金執事のことが好きなんか。」
 「借金執事・・・綾崎くんは綾崎くんですっ!それに、綾崎くんのこと・・・借金執事なんて呼ばないでください。」
 「あ、ああ・・・それはすまんな。」
 コホンと一息たてると、咲夜は冷静な表情になって・・・再び紅茶を入れる。ミルクと角砂糖・・・両方入れてしまった。

 「・・・ちょっと甘いな。」

 どうやら、この味は咲夜の好みではなかったのだろうか・・・しかし、そんなコトは気にせずに千桜に問いかけた。
 「借金執事・・・いや、ハヤテのことが好きなんか。」
 「え、ええ・・・。」
 「・・・ハヤテか、最近はボケも良くなってるし、ツッコミもだいぶ良くなってるからな。だいぶスキルの多様性が利くええ男やで。」
 「咲夜さん、何でもお笑いに繋げないでくださいよ。」
 「・・・ハルさん、ウチ・・・さっき、なんでああなったか知ってる?」
 「えっ・・・?」
 咲夜はいつになく、おしとやかな少女のような表情になる。頬が少し赤くなって、静かにぼそっと。

 「ウチやって、ハヤテのこと・・・好きやったんやで。」

 「咲夜さんが、綾崎くんのことを・・・?」

 それ以上の言葉が出ない。千桜はただ驚いているのだ。
 「・・・あれ、それしかないんか?」
 「いえ、その・・・咲夜さんもやっぱり女の子なんだなって。」
 「・・・な、なんやっ!その言い方は・・・少し腹がたってきたで。」
 そんな咲夜の前でも、千桜はクスクスと笑っている。逆に怒らせる原因になりかねないが、千桜は平然と笑った。
 「いえ、私も・・・ヒナに同じようなコトを言われたんですよ。“女の子”らしいところもあるんだねって。」
 「・・・なんや、それって・・・ウチとハルさんは似たもの同士っちゅうコトになるんか、はははっ・・・ここ一番の面白さや。」
 「・・・私も、少しは咲夜さんからお笑いを教わったつもりですよ?」
 ウケを狙っていたのか・・・天然なのか。頭が良くて、普通の意見としてなのか・・・それは定かではないが千桜はかなり筋が良い。咲夜はそう思い、

 「なあ、ウチとお笑いコンビでも組まへんか?」

 咲夜はついコンビ結成の話を持ちかけてきた、が・・・。
 「咲夜さんの誕生日のSSで、期間限定でお笑いコンビを組んだじゃないですか。あの時の優勝で私は十分ですよ。」
 SSネタを使うとは・・・これまた、千桜さんは相当な切れ者だと思った咲夜は、

 「・・・ハヤテとの恋愛、ウチは絶対に応援するからな。」
 「はい、ありがとうございます。」

 一回、お辞儀をした千桜は・・・。
 「・・・その咲夜さんは、綾崎くんのこと・・・どうして好きになったんですか?」
 「えっ、そ、それはなぁ・・・。」
 なんでなんだろうな?咲夜の口が止まった。しかし、すぐに答えは出た。いかにも咲夜らしい答えが。

 「あいつなら、一生・・・ボケとして良い相棒になってくれそうやからな。」

 「・・・それって、お笑いコンビとしての“好き”なんじゃないんですか?」

 あっ、そうだったか。咲夜は“てへっ!”とベーシックな照れ方をすると、その場は笑いで和んでいく。
 「そういうハルさんは、なんでハヤテのことが好きになったんや?」
 「えっ、あっ・・・ちょっとだけ、一目惚れ?」
 「一目惚れなぁ・・・たしかに、童顔とかという意味ではかわいげもあれば、執事としてのかっこよさも兼ね備えているからな。」
 「・・・そうですっ、それそれっ!」
 「まあ、ハヤテの競争倍率・・・高そうやから気をつけてな。一番の好敵手となるのは、きっとナギやと思うから、その気持ち・・・絶対に曲げないことや。」
 「・・・はい。」
 「・・・今日の仕事はこれで終わりや。その好きな気持ち、強くしたままに帰ること・・・それが、主からの命令や。分かったな?」

 「ありがとうございます、咲夜さん。」

 咲夜からの言葉・・・それを胸に秘めて。千桜はそれだけを心に刻んで、自分の家に帰っていくのであった。

 (とにかく、誕生日には・・・もう一度、告白する・・・!)

 誕生日・・・8月30日は相当な日になりそうだった。


 夜、千桜は風呂に入って、ゆっくりと冷房の利いた部屋の中でラノベを読んでいるところであった。

 『プルルル・・・。』

 携帯電話の着信音。見れば、かの桂ヒナギク。千桜は“?”マークを頭の中に宿しながら、電話に出た。
 「はい、千桜ですけど・・・。」
 「あっ、ハル子?」
 「・・・そういうあなたは、ヒナではないですか。どうかしたのですか?」
 「いえ・・・その、進展はあるのかな・・・って。」
 「進展ですかぁ。ふふふっ、大したことはしていませんよ・・・その、キスを一回しただけですよ。」
 「キ、キス!?」
 さすがにヒナギクも驚いたのか途端に大きな声となって、それにより耳が痛くなった千桜は携帯を少し離した。

 「って、もしかして・・・ハル子とハヤテくんは付き合ってるの!?」

 まあ、妥当な質問をしてくるヒナギク。それに対して、千桜は見えないのだが笑顔で縦に首を振る。
 「まあ、告白したら・・・いいですよって言われたんです。」
 「へえ、告白したんだぁ・・・ハル子もさりげなく、大胆にやるのね。なんだか・・・本当にイメージ変わっちゃったわ。」
 「私もヒナが綾崎くんのコトが好きだって聞いたときは、相当イメージ変わりましたけどね。・・・女の子っぽいなって。」
 「何で女の子っぽいっていう風になるのかしら。・・・実際には、かわいくみんなに振る舞っているつもりだけど。」
 (まあ、ヒナは可愛いと言うより・・・かっこよくて美しいの方が似合うんだよな。)
 隠れヲタの千桜は、それ以上のことを考えていくが・・・それをヒナギクに言ってはまずい。とりあえずは、

 「生徒会長なので、頼りがいのある・・・その、男らしい部分が知れ渡っているからじゃないですか?」

 全くのベーシックな答えを出した千桜。
 「・・・そうなのかな。」
 「そうですよ、それに・・・その、かっこいいからいいじゃないですか。それに、頼れる生徒会長としても男性から人気は高いですし。」
 「・・・でも、ハヤテくんには女の子っぽいところを見せないと・・・。」
 「・・・まあ、ヒナがそこまで必死になるのはやっぱり、それだけ・・・綾崎くんのことが好きだからなんですよね。」
 「・・・うん、でも・・・私、ハヤテくんに告白されたいって思ってたの?」
 「・・・えっ?」
 「だって、自分から告白するなんて・・・何だか、負けたような気がして悔しいと思うじゃない。歩にもそう言ったんだけどね。」
 言ったら負け・・・やっぱり、小学生男子のように思えるヒナギクに、千桜は絶句した。そして、隠れヲタ思考が働き、

 (なんだよ、ヒナみたいなツンデレ属性が告白するのが・・・一番かわいいと思うんだけどな。私だったら、百合でも良いからヒナと付き合うかもしれない。)

 と、さりげなく衝撃的な考えを生み出していたのである。
 「だから・・・ハル子、ハヤテくんと・・・その、ケンカしないでね。その・・・やっぱり、そういうのを見ると私、ちょっと心を痛めちゃうかもしれないから。」
 「ヒナって・・・案外、そういうところは繊細なんですね。」
 「なっ・・・私だってそういうところはあるわよっ!ばかっ!」
 「・・・ごめんなさい、でも・・・バカって・・・あははっ。」
 「むうっ・・・でも、1年前のハル子は・・・本当に冷静で、頭が良くて・・・それだけの印象だったけど、今は本当に可愛い女の子だと思ってるわ。」
 「・・・そうですか。」
 「もし、私が男の子だったら・・・ハル子のこと、好きになっていたかもしれないわね。おかしいかもしれないけど。」
 「・・・私だって、同じですよ。ヒナがもし男性だったら・・・好きになっていたのかもしれません。」
 少しだけ百合な展開になっているこの時、互いの声のトーンは少し上がっているようにも思えた。

 「・・・頑張ってね、千桜。」

 そう言われて、電話は終わった。そして、再び・・・ラノベを読み始める千桜は一回、ため息をついた。
 「まるで、このラノベみたいだな。」
 そのラノベも既に終盤のところまで読み終えていた。数分後、読み終えた千桜は本棚に戻して、次なるラノベを読み出した。

 それは、百合と恋愛の絡んだ・・・ラノベシリーズだった。


vol.6に続く。千桜は他人に応援される立場となった。
しかし、次回・・・ハヤテには最大の試練が襲いかかってくる。


☆コラム☆

・・・はい、vol.5までやってきました。
・・・はい、なんとか。


今は頑張るという他はありませんよ。・・・これがね。
どちらも3割・・・って、それは調子は良い方なのかな。

・・・分からないや。

でも、書かなきゃね・・・ダメだからね。
・・・書かなきゃ、最後まで分からないもんね。だから、頑張ります。


それでは、失礼します。
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