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こんばんは、セカコンです。
台風9号は、明日の朝に関東地方に接近するとの予報でございます。

まあ、みなさん・・・大雨には警戒を。

コミケまであと少しですね・・・はい、あと少しですね。
グッズとか同人誌とか買ってくるんだろうなぁ。

どうやら、3日間晴れの予報なので・・・熱中症にはご注意を。


さて、今日から始まるSSのご案内。

1週間・・・昨日の配信ねとらじでは、「8/17」をさんざん言ってきたのにも関わらず、
・・・1週間前からやるとは、正直、私も思っていませんでしたw


今日から、千桜誕生日記念SSの始まりです。


まあ、本当に序章な部分を・・・今、更新しておいて・・・。
本格的な連載は来週ぐらいを目処にしようと言うことです。

コメディ描写で綴られる、千桜のナツハルの恋「夏の恋」編。
・・・原作のように、気軽に読めるSSになっていくと思います。

・・・かなり力を注いでいくと思う、このSSには・・・色んな要素たっぷり。
そして、次のSSでは最新原作の設定を大いに盛り込んだ話し。

今回でSSのテーマを・・・つかみ取ってみてください。
これから、長い・・・長い、千桜の恋愛SSの始まりです。


それでは、vol.1をどうぞ。

『Festival~Birthday Love~』


~PROLOGUE コイゴコロ~


 自分の人生におけるもの・・・それは、いったい何なのだろうか。それは、人によって違うのかもしれない。

 金を稼いで家族を守る者・・・趣味に没頭する者、そして・・・罪を犯してでも何かを突き通そうとする者。
 だが、一人の少女はこんなものを密かに・・・抱き始める。


 「じゃあ、これで一学期は終わりですね、愛歌さん。」


 1学期の終わり、通信簿をもらった後でも生徒会の仕事をしている役員、そのほとんどは帰っているが会長、副会長、書記・・・つまり、ヒナギク、愛歌、千桜は生徒会室に残っていた。
 「ええ、そうね。」
 「愛歌さんは、この夏休みは・・・どこかに旅行に行く予定とかあるのですか?」
 「そうですね、少しヨーロッパの方にでも行きたいと考えているのですけどね。」
 「GWにも海外に行ったのに?」
 「ええ、たまには異国の地の空気を吸って・・・療養でもしたいと思いまして。」
 たしかに、その言葉には納得していた。愛歌は1年間病気のために療養をして・・・実質、同じ学年でも1歳年上なのだ。
 「へえ、愛歌はまた海外なんだ。」
 「そういう会長は・・・?」
 「そうね・・・私はさっさと課題とかを終わらせて、バイトとか・・・そうね、国内旅行なら1回ぐらい行くかもしれないってくらい。」
 「海外には行かないの・・・?」
 静かに訊く愛歌・・・でも、その本心は見え見えであった。ヒナギクの怖がった票所を観たいだけなのだ。案の定、ヒナギクは怖がった表情をした。
 「だ、だって・・・飛行機なんて乗り物、絶対に・・・乗らなきゃいけなくなるじゃない!うううっ、あんな酷い経験なんてしたくない・・・。」
 「・・・会長、何かあったのですか?」
 「さあ?でも、瀬川さんたちの話しだと・・・かなり飛行機内では、西沢さんというお友達にしがみついていたみたいだけど。」
 愛歌はクスクスと影で笑っている、これこそ『King of ドS』だと千桜は心の中で頷く。逆に怖く感じた千桜は、少し鳥肌が立った。

 「でも、ハル子に愛歌。夏休み中も生徒会の仕事・・・ある日はあるわよ?だから、旅行とかの予定が特になければ、できるだけ参加してね。」

 先ほどの怖がっていた表情など、ものの数秒間で光のごとく去っていき、凛々しいいかにも“生徒会長!”と言えるような表情に変わっていった。
 「そうですね、分かりました。」
 「そういえば、千桜は何か予定はないの?」
 「え、ええと・・・。」
 思ってみれば、そんな旅行らしい予定・・・そんなものはあっただろうか。唯一あるとすれば、東京の有明にある某ビックサイトで行われるマンガの祭典に行ってみる・・・ということだけだろうか。
 しかし、そんなコトはもちろん千桜は言えるわけなく、
 「特にないですね・・・でも、少しショッピングとかに多く行きたいですね。」
 と、無難な特に予定のない女子高生の答えを出したつもりだったが、ヒナギクはそれが意外な感じ・・・つまり、少し驚いている表情だった。

 「な、何なんですか?会長、驚いていますけど・・・。」

 「いや、なんか・・・ハル子って、もっと・・・なんて言うか、アニメとか漫画とかが好きそうだったから。いや、メガネかけているからってだけなんだけどね。」

 無言だった。というか、合っている。千桜は一瞬・・・あせって額に汗がにじみ出てきた。
 「あ、いえ、その・・・あはは。も、もう・・・会長ったら、そ、そ、そんなわけ・・・な、な、無いに決まっているじゃないですか。まあ、少しは興味あるんですよ?」
 「あはは、ハル子はそういう趣味はあんまりないか。ごめんね。」
 「いえ、いいんですよ。」
 本当はそうなんです・・・!と言った方が、いっその事気持ちよかったのかもしれないが、それはこらえた。

 「なんで、本性をさらけださないの?」

 愛歌が耳元でささやく声が重い。愛歌の言う本性は、メイド・・・そして、オタクの2つである。愛歌は他の人が知らない千桜の正体を知っている。それを、時には弱みとして脅迫するときもあるため、千桜はなかなか逆らえない。
 「だって、それは・・・。」
 「自分の面を・・・はがしたくないからですか?」
 「いえ、そう言うわけではなくて・・・その、見せたくないというか。」
 「ふうん・・・。」
 「だけど・・・その。」
 だが、千桜には・・・決してしたくない想いが、今・・・心の中に存在していたのである。

 「その・・・なに?」

 愛歌は千桜の顔をのぞき込むが、少し頬を染めている千桜はゆっくりと首を振った。
 「やれやれ、でも・・・千桜さん、楽しい夏休みにしてくださいね。」
 「はい、愛歌さんも・・・そのお体に気をつけて。」
 「えっ?私はおばあさんなんですか?」
 「・・・愛歌さんは病弱な体だと知っているからですよ。そんな、愛歌さんはピチピチの17歳だと思っていますよ。」
 今、どこかで・・・くしゃみをした声が聞こえたような気がした。
 「千桜さん。まあ、あなたにも・・・恋人がいたらこんな風にはならなかったかもしれないのに。」
 「・・・なっ!こ、恋人って・・・ど、どういうことですか!?」
 「いえ、でも・・・良いと思ってるわ。ライトノベルのヒロインの真似をする、かわいい千桜さんを観ることができたんだから。」
 そう、今愛歌が言っていることこそが、千桜がラノベ好きのオタクだということがばれたきっかけとなった。以降、さらに千桜は愛歌の存在が大きくなり、怖くなった。

 「えっ?なになに?」

 ヒナギクは帰る準備をしており、幸いにも二人の話を聞いていなかった。もちろん、興味津々で訊いてくる。
 「いえ、会長がもし旅行に行くなら・・・どんなお土産を買ってもらおうかなって。ね?愛歌さん。」
 「そうね。」
 平然とそう言ってしまうのだから、愛歌さんの心の中は読めない。千桜はそう思って、話を合わせていく。
 「どうせなら、会長に高いお土産でも・・・とか、そんな話をしていたんですよね?千桜さん。」
 「えっ、えっ!?」
 「私、どこにも行く予定ないから・・・せめても、お土産とかたくさん欲しいな・・・とか、そういうこと言うんですよ。」
 「そ、そんなこと・・・!」
 愛歌は平然と言ってしまうのだから怖い。ヒナギクはもちろん愛歌の言うことなら信じる方だ。これが泉たちだったら・・・後悔した。

 「ハル子・・・あなたも少しぐらい後ろめたい考えを起こした方が良いのよ。」

 さすがはヒナ・・・分かってくれるんだな。千桜は一瞬、百合でもいいから好きになろうと思った。
 「えっ・・・会長?」
 「うふふっ、もう・・・そんなコト言っちゃあ、嫌だな。でも、分かったわ。千桜にお土産買ってきてあげる。行くことになったら。」
 「あっ、どうも・・・。」
 「愛歌にも買ってきてあげるわよ。ほらほら、不機嫌そうな顔しないで。」
 見ると、横には不機嫌な表情の愛歌の顔があった。少し千桜の方を向くと、またため息をついた。
 (か、かわいい・・・。)
 不意にそう思ってしまう。普段見れないものを見てしまう、この希少価値と愛歌の顔の可愛さが千桜の中では絶妙にマッチしていたらしく、

 (うわっ・・・この瞬間、絶対に写メで撮っておきたいところだっ!)

 心の中での千桜のテンションはかなり上がっている。愛歌はそれに気づいたらしく、少しささやいた。

 「今度そうしたら、どうなるか・・・覚えておいてね。」

 そう聞こえた。だが、千桜はぞくっとすることなく・・・テンションの高いまま、白皇学院の時計塔を出たのである。


 「それでは、会長・・・また明日ですね。」
 「そうね、じゃあ・・・また明日ね。ハル子。」


 夏休みが始まったといっても、一般生徒よりもそんな気分にもなれなかった。夏休みの最初の1週間と最後の1週間は、生徒会の仕事が何かとあるからだ。
 「どうする、ア○メイトでも・・・8月に入ってから行くか?」
 だが、千桜の予定は・・・たまにはショッピングに行こうという計画しか、今はないのである。だから、そこまで苦でもなかった。

 家に帰る。すると、携帯電話にはメール着信ありのメッセージが。さっそく携帯を開いて見てみると、
 「えっ・・・?どうして?」
 差出人の名前・・・綾崎ハヤテ。用件「ご苦労様です」。

 「どうして、綾崎くんから・・・?」

 ハヤテのメールをとりあえず読んで見なければ進まない。千桜はドキドキした心で・・・メールを静かに読んだ。

 『お疲れ様です、千桜さん。アドレスはヒナギクさんから教えてもらったので、試しにメールを送ってみました。
いろいろと生徒会の仕事など大変だと思いますが頑張ってください。何かお困りのことがあったら、いつでもメールや電話などで相談していいですよ。』

 その後に、ハヤテの携帯のメアドと電話番号が書いてあった。千桜はちゃんと返信をして、その後に電話帳に登録しておいた。

 「・・・やっぱり、綾崎くんが原因なのか。」

 先ほど話した、「決してしたくなかった想い」。それは、ここに隠されていた。

 自分の今の高校生活には、勉強に仕事にラノベとほんの少しの話し相手ぐらいで良かった。でも、ハヤテと出会ってから何かが狂ってきている。

 それが今、分かった。

 『自分は綾崎くんのコトが好きなんだ。』

 その想いに・・・最初は嘘だと思っていた、しかし・・・2年になってから、毎日会う度に・・・そして、ナギとも接していくウチにハヤテは近い存在に変わってきた。

 「困ったときはいつでも相談して良い、か・・・。」

 どうして、綾崎くんは自分のメアドを知る必要があったのか・・・?千桜の推理は分からないが、今言えることはハヤテと接点を持ち、より近い存在に・・・なりかけていることだ。それが、普段のクールな一面の千桜の仮面を外そうとしていた。
 「・・・ヒナに相談してみるか。」
 まあ、生徒会長だし・・・みんなに頼られている。恋愛経験なんてなさそうだから・・・というのが、千桜の相談者起用の理由らしい。


 でも、明日の登校が・・・これからの長い恋のきっかけとなる。


vol.2に続く。ハヤテが千桜のメアドを知ろうとした理由の正体とは。
そして、とある一つの”ゲーム”によって・・・長い恋の始まりとなる。


☆コラム☆


・・・ついに始まりました、2本連結型シリーズ。
通称「千桜のナツハルの恋」シリーズ。

でも、2本のSSを・・・それぞれ、違ったSSとして読んでも大丈夫なように書いてます。
一番のオススメは、2本を繋げて読むということ。


その長いシリーズの序章が、このvol.1だったというわけです。
このSSは・・・何部かも分からない。次のSSも・・・左に同じく。

千桜というキャラを、恋愛SSのヒロインにする。
それはかなりやられてきていますが、もし・・・「フラグが立つまで」「フラグが立った後」この2つを連結されるとどうなってくるのか。

そうなると、誰も書いたことが・・・きっと無いと思います。
だから、この夏休み・・・そして、誕生日と言うことを機に・・・やろうと。


長いSSになると思いますが、千桜の誕生日まで・・・是非、この色に。
チハル・・・このキャラという魅力。それに少し興味を持ってみませんか?


それでは、失礼します。
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