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こんばんは、セカコンです。
なんとか、このSSも一定のペースに乗って・・・更新ができると思います。

今回は美少年の正体・・・そして、ナギたちが魔女になる。
特に重要ではないかもしれないけど、次からスパートを切っていくような・・・いわば、繋ぎの役目である話だと思います。

Lovely Imagination ロゴ

このような、豪華なタイトルロゴをこの前にナギイラストと一緒にかげろうさんからいただきました。これでさえ、とても豪華に思えます。

ぜひ、同人誌化とかしてみたいという気持ちが生まれてきてしまいます。
だって、こんなロゴがあるとは・・・。すごいことじゃないですか。
表紙のカバーにどか~んと置き、ナギやヒナギクたちのイラストで飾る。

そんなコトができたら・・・本当に良いんですけどね。

でも次回からはナギ編に突入するので、ナギイラストをここに載せようと。
その後はヒナギク編になると思うので・・・。


まあ、とにかく今回のvol.2をどうぞ。

~SELL 1 魔女~


 なんだ・・・?声が・・・僕の耳元で誰かが僕に呼びかけている気がする。誰だ・・・聞き覚えがない。

 「大丈夫ですか!」

 やっぱり僕に誰かが呼んでいる・・・?


 ヒナギクと千桜でなぜか、突然現れた美少年をソファーに運ぶことができて、あとはヒナギクが代表で美少年に声をかけていた。
 「ううん・・・やっぱり意識が戻らないわね。」
 「でも、この人・・・すごくかっこよくないかな。ねえねえ、ハヤテくんよりもずっとかっこよくないかな。」
 「歩・・・そんな呑気なコトを言ってられる状況じゃないと思うけど。」
 「とか言いながら、ヒナさん・・・言ってる度に顔がだんだんと赤くなってきていますよ。」
 歩に指摘されると、不意に頬を赤くしていたヒナギクが・・・更に動揺をしてしまう。とにかく、隠すために美少年に語り続けた。
 「大丈夫ですか!大丈夫ですか。大丈夫ですか・・・。」
 歩にはやはり動揺していることが分かった。だんだんと優しくなっているからであった。
 だが、こんなコトがあってもナギは怒っていたままである。
 「ったく、ハヤテは私を置いてさっさと帰って・・・それでここに来たら、ワケの分からないヤツがなんか空から降ってくるし・・・。」
 美少年の反対のソファーで、腕を組みながら不機嫌な表情を持続させているナギであった。
 「いえ、空からではなく・・・光から降ってきたのですが。」
 千桜が真面目にナギにツッコミを入れる。
 「そんなの関係ないんだ!突然空中から現れたやつは、全部・・・なんだ、空から降ってくると私の中では定義されているのだっ!」
 「どんな定義なんですかっ!」
 「・・・むう、最近は私のコトも理解してくれるヤツはいないんだな。はぁ・・・なんで、急にマリアは電話をかけたのだろうか・・・。」
 怒ったのはつかの間で、一転、ナギは悩みを抱える少女と成り代わる。
 「それは・・・どうしてなのでしょうかね。・・・私には、まだそういうコトはあまりないんで分かりませんね。」
 「そうだなぁ・・・。おまえみたいなヤツには、一生かけても分からないコトで・・・しかも巡り合わせもないことだと思う。」
 
 がっかりしているとは分かっていた。精神的にダメージを受けていて・・・気持ちが安定していないのも分かっていた。しかし、今のナギの言葉に千桜はかなり怒りの念を抱いたようだ。

 (こ、このマセプリンセスめっ・・・!!)

 千桜は右手を拳に変えた・・・しかし、そこは普段のキャラを保持するためかナギに殴りかかるようなことは当然することはなかった。
 「失礼ですね。私だって・・・女の子なのですから、いつかはそのようなときが来ていつかは悲しむときが来るのですよ。」
 「まあ、私のアニメ論に真っ向から歯向かってくるヤツだからな・・・絶対に無いと思うけどな!」
 「・・・それは、私への八つ当たりか!?綾崎くんに先に帰られたぐらいで・・・そんなコトで怒るぐらいだったら、この先・・・どれだけあなたは怒らなければいけないと思っているんですか。」
 「そんなコトはおまえに関係ないだろ。・・・ったく、主を置いていく執事がこの世にあっていいものなのか!」
 「執事も元は人間ですからね・・・それもありなんじゃないんですか。」
 さっきの言葉に既に怒っているせいか、ナギの言葉に対してもかなりきつい言葉で返している。
 「むむむっ・・・やっぱり、世の中はハヤテを味方にするのか!そうかそうか!ハヤテを味方にするのか!」
 (だって、綾崎くん・・・いい人じゃないか。それだったら、正しいことは正しいといった方が良いんだよ。)
 そう思って、千桜は自分で勝手に納得をする。それはもちろんナギにとっては、さらなる不快を与えたようだ。
 「何をニヤニヤ笑っているのだっ!!」
 そこに、一つの仲裁が。

 「もう、ケンカなんてやめてよぉ~。」

 泉が勇気を振り絞ったのか・・・?ニヤニヤ顔だったが言っているコトは、小学生でも分かるような正論である。

 「うるさいっ!!」

 ナギが大迫力で即答。泉は涙をポロポロ流しながら、歩のそばまで行った。
 「うううっ・・・。」
 「こらこら、ナギちゃんも春風さんもケンカはやめてくださいよ。今、ここで気を失っている人だっているんですから・・・。」
 歩が2人に注意をするが・・・一番注意をしそうなヒナギクは、さっきからソファーで気を失っている美少年にずっと語りかけていたままだ。
 「大丈夫ですか・・・。」
 ヒナギクは壊れたように、定期的にその美少年に呼びかけている。そんな光景を見て・・・泉はヒナギクに言った。
 「ねえねえ、ヒナちゃん・・・。」
 「なあに?泉・・・。」
 「起きないんだったらさ・・・あの話みたいに、キスとかして起こしちゃえばいいんじゃない?」
 「え、えええっ・・・。」
 ヒナギクは一気に赤面状態に。発案した泉も赤面である。
 「も、もう・・・!あれは子供のおとぎ話の話でしょ!そんな、実際に・・・キスしたってそんな、目覚めるとかの保証はないし・・・。」
 「でもさ・・・。やってみる価値はあるんじゃないかなぁ・・・?」
 「うん・・・。」
 ヒナギクは歩に何かフォローをしてほしい。その合図の印として、ヒナギクは歩にウインクをした。歩はそれに気づいたようだが?
 「い、いいんじゃないかな?別に・・・いくらやったって起きないし。それに、ハヤテくんじゃないから、別にキスしたってどうってことないし。」
 この裏切り者・・・!ヒナギクは心の中で思った。しかし、ヒナギクはこれほどにかっこいい美少年とキスできることはないという、女性にとっては弱い言葉・・・“限定”という名の誘惑に負けて、ヒナギクは腹を決めたようだ。
 「分かったわ。キス・・・してみる。」

 歩と泉は「おおおっ・・・。」と歓声を小さく上げながら、美少年と美少女の口づけをする瞬間を見ようとした。

 だが、その時だった。

 「いててっ・・・。ったく、なんで・・・。」

 美少年がそうつぶやくと・・・ゆっくりと体の体勢を起こして、近づいたヒナギクの気にせずに立ち上がるとゆっくりと歩き始めた。

 「ここは・・・。」

 時計塔のバルコニーから、ゆっくりと・・・切ない表情で遠く景色を見ている。
 「あの・・・あなたは?」
 ヒナギクが代表で訊く。もちろん、この時ばかりは・・・ナギと千桜のケンカも中断されたようだ。
 「・・・僕の名前ですか?」
 美少年はこの上ない美しい笑顔とともに、ヒナギクたちの顔を見て答えた。

 「僕の名前はハクト。この世界とは別の・・・ユメミル界から来た、ただの少年としか言いようがありません。」

 「・・・どこがただの少年なのだ?」

 さすがはナギ・・・ツッコミところがひと味違った。
 「そうですね、別世界から来たのですから・・・それはただの少年ではないというわけですね。」
 「その通りだ。それで・・・そのユメミル界から、どうして・・・この私たちの世界に急に光の中から現れたのだ?」
 「・・・それは、ユメミル界での落とし穴で・・・。」
 ハクトは頭をかきながら・・・話している。
 「その落とし穴が君たちの見た、きっと・・・丸い光だったはずです。僕は落とし穴でこのような高い時計塔に現れたということなのですよ。」
 「でも・・・なぜ、そのユメミル界からこの私たちの世界まで・・・あなたは来なければならないの?」
 ヒナギクが一歩前に出て問いかけた。
 「・・・率直な話をさせていただくと、今のままで・・・この時を過ごしていると、ここ1年の間でこの世界が消滅してしまうんです。」

 「え、えええっ!!」

 ハクトの言う言葉に・・・ナギやヒナギクたちは素直に受け取って、そして意味を知って大いに驚きまくった。
 「そ、それでは・・・ゲームもネトゲもできなくなるではないかっ!」
 「そうだよ!ハヤテくんにお弁当が作れなくなっちゃうよっ!」
 ナギと歩がその中でも特に驚いており・・・もちろん、ハクトのそばで文句を言っていた。ハクトはそれを笑顔で言い返した。
 「だから、それを忠告することと・・・あなたたちの協力を得るために、僕はこの世界にやってきたんですから。」
 「そうか・・・。それで、私たちに・・・。」

 「って、協力するだとおおおっ!!」

 ナギがこの上なく驚き・・・ハクトはそれを笑って見ていた。
 「なんでだっ!どうしてだっ!どういういきさつでだっ!私たちに協力してどんな利益になるのだっ!さあ、10文字以内で言ってみろ!」
 「そんなコトは無理ですよ!とにかく・・・僕だけではその野望を倒すことはできないんです。」
 「だったら・・・どうしてよりによって私たちなのだ!」
 「・・・」
 無言・・・ナギはさらに怒り始めた。もうすでに、千桜や泉・・・ヒナギクも歩も口を出す気力がなかった。
 「えっと・・・だって、ここに5人の美少女さんがいるじゃないですか。」
 5人の美少女・・・その言葉に、もちろん全員がハクトをきらきらとした輝きを持ったまなざしで見つめ始めた。
 「そう、僕がいるユメミル界では・・・魔法がとても盛んとなっており、特に武術を好まない女性の間では魔法の術を学ぶことは必須になっています。」
 「それでそれで?」
 「・・・やけに良い食らいつきですね。そう、今から・・・あなたたち5人には魔女になってもらって、身近に潜む悪魔を倒してほしいのですよ。」
 ハクトがそう言うと・・・ハクトの右手の人差し指が、ナギたち5人に向けられ・・・そして光るその指がナギたちの服装を変えた。

 「なんだっ・・・これは。」

 全員を包んだ魔女服・・・それは、それぞれに似合っているようなデザインであり・・・そして、代表してナギが。

 「ハクト、魔女って格好はいいのだが・・・。その、な・・・。」
 「とてもよく似合っていますよ。ナギさん。」
 「でも、な・・・。ノースリーブでこの格好だと・・・。」
 「別に、今の季節にちょうど良いじゃないですか。」

 「まったく、かわいいすぎるぞ!」

 赤面になりながらも・・・少しは夢見ていた魔女の服装。これができたことにはナギも・・・もちろん、ヒナギク、歩、泉、千桜も少し恥ずかしい気持ちがあるがそれよりも喜びが大きかった。

 だが、ハクトは元の姿に戻した。

 「えっ・・・なぜ戻すのだ?」
 「大丈夫ですよ。これで・・・自分が魔女になると思ってもらえれば、自由に魔女の姿になることができます。」
 「なるほどな・・・どれだけハイテクなんだ?」
 「別に・・・これも、こちらのユメミル界では常識の技術なのですけどね。」
 「ところで・・・そのユメミル界というのはどういうものなんだ?」

 もちろん、それを訊きたいのはナギだけではなかった。そのほかの人も・・・訊きたかったことである。

 「僕のいるユメミル界では、こちらで言う中世ヨーロッパの時代だと思えばいいと思います。一つの強い国が存在し・・・そして、他国を武力で占領をして勢力を更に広げる。この世界でいう帝国主義的な考えが一般的ですね。」
 「でも・・・ハクト、おまえが着ている服は・・・絶対に現代の日本風のホストのような格好だが?」
 「ああ、それは・・・ルルドフ殿下がそうしたんですね。」
 「ルルドフ殿下・・・?」
 「僕のいるユメミル界での最高指揮官の名前です。僕は、そのルルドフ殿下から絶大な信頼を得ている人間で。そして、今回のコトを殿下から言われて・・・。それで、こうしてこの世界にやってきたのですよ。この服はその世界で受け入れられるような格好だということで。」
 ハクトは苦笑いをして・・・話を続けた。
 「だって、僕たちの国の服は・・・この世界だと完全に浮いているように思えてしまいますからね。」
 「実際に、あの魔女服も浮いてた気がするけどな。」
 「・・・まあ、それもこちらの世界でのポピュラーなデザインに仕上げたはずなのですけど。」
 
 その瞬間、ハクトの脳の中に何かがよぎるように・・・真剣な表情になった。
 「これは・・・悪魔の気配?」
 「ど、どうしたんだ?」
 「この近くに・・・いるんですよ。これは・・・とある大きな屋敷の中の人みたいですね。」
 まさか・・・?全員が思った。そして、ハクトが次に発した言葉・・・。

 「マリア・・・。」

 「なんだって!」
 「マリアという・・・これはメイドというのでしょうか。その方が悪魔に取り憑かれています。早くしないと・・・。」
 「・・・」
 ナギはその時思い出した。そうか・・・そうだったのか。あの時のハヤテはだから・・・置いていったのだと。
 「それは、私のメイドだ!」
 「えっ?」
 「マリア・・・それは私のメイドなんだ!」
 「・・・そうですか。分かりました。ならば・・・ナギさん、僕と一緒にあなたの屋敷に行きましょう!」

 そう言うと、不意にハクトはナギの手をつかんで生徒会長室を飛び出そうとした瞬間であった。

 「ねえ、ハクトくん!」
 「・・・?」
 呼び止めたのはヒナギク。
 「私たちは・・・どうすればいいの?魔女になれたのはもしかしたらいいかもしれないけど、これから私たちは・・・。」
 「大丈夫です。あなたたちの普段の生活には・・・何の支障もありません。しかし、何かがあったときは僕が駆けつけますので。」
 ハクトはさわやかに微笑み・・・そして、最後にこう言った。

 「僕は、あなたたちを守る・・・。それが今、僕のできることですから。」


 そう言い残して・・・マリアに潜んでいる最初の悪魔に向かって、ハクトはナギと一緒に走り始めたのである・・・。
 
 
vol.3~vs.マリア(前編)~に続く。
ナギとハクトが三千院家に行き・・・見た目は普通のように見えるのだが。
しかし、徐々にマリアがハヤテに近づくのを見て・・・?


☆コラム☆

さて、vol.2を公開して・・・ついにオリキャラ「ハクト」と共にこれからいろいろなストーリーを展開していこうと思います。

最初はナギ編なのですが・・・とりあえずは、各5人のそれぞれの戦いを展開する予定です。
いろいろあるんですよ・・・。戦う相手が。

とりあえず、ナギ編をお楽しみに!
ついでに、5/15の西沢さん誕生日SSもお楽しみに!
コメント
この記事へのコメント
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2009/05/10(日) 18:35 | | #[ 編集]
個人的には千桜と西沢さんを同じぐらいに期待しています。
魔法は・・・次のアップではあんまり出ませんね。

コメント、ありがとうございました。
2009/05/10(日) 19:41 | URL | セカコン #-[ 編集]
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