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さて、SS『Love Ling』vol.7です。
ついに最終章・・・果たして、オークションは成功するのか?

アテネは愛の指輪を勝ち取るために、ナギたちは愛を取り戻すために。
運命の決戦がここに、幕を開けた。

果たして、ナギたちは元の生活を取り戻せるのか。そして、ハヤテの想いは・・・。
アテネは、本当の愛を見つけられるのか。
人気曲なども入れながら進んでゆく、究極のラブストーリー最終章!

それでは、完結のvol.7をどうぞ!
~SELL 11 勝負前に~

 日は過ぎて・・・すっかりと昼頃となった午前11時ごろ。鈴宮邸の玄関には、俊たちが集っていた。
 「さて、オークションに行く人ですが・・・俺は司会者としてオークションに参加をしなければなりません。なので、鈴宮家代表の代わりとして・・・どなたかに行ってほしいのですが。」
 「・・・私が行く。」
 率先していくことに決めたのは、ナギだった。
 「私は・・・この眼で、オークションが誰のモノになるのか・・・そして、ハヤテはどうなってしまうのか。それを、この眼で・・・見てみたい。」
 「ナギさん・・・」
 「それに、シュンに感謝しているからな・・・おまえの頼みの一つや二つぐらい、聞いてやらなきゃいけないと思ってな。」
 照れ隠しか・・・ナギは微笑みながら、下を少し向きながら話している。
 「私も行くわ。ナギと一緒に。」
 「ヒナギク・・・」
 「ナギ一人じゃ・・・心配だから。」
 「な、なんだと!!私はな、ヒナギクがいなくたって大丈夫なんだからな!」
 「それに・・・ナギと同じ想いがあるの。」
 ヒナギクはゆっくりとナギに歩み寄り、そっとナギの手をつかんだ。
 「この眼で・・・ハヤテくんがどうなるのか。家でじっとしても、何も変わらないから。それだったら、せいぜい・・・見ていた方が良いと思って。」
 「ヒナギク・・・」
 「ナギ。同じ・・・ハヤテくんが好きな人同士でしょ。・・・私だって、一緒に行ったっていい権利はあるはずよ。」
 「・・・分かった。一緒に行こう。」
 そして、そんな二人を見ていて・・・歩も行く決意をしたようだ。
 「二人が行くなら・・・私が行かないわけに行かないよ。」
 「歩・・・」
 「ナギちゃんとヒナさんと同じ。ハヤテくんが好きな人同士の仲だし・・・それに、もう一度、ハヤテくんとアテネさんに会ってみたい。」
 「歩・・・私も、それを考えていたわ。」
 ナギ、ヒナギク、歩・・・オークションに参加する3人が決まった。
 「それでは、ナギさん、ヒナギクさん、歩さんにオークションへ参加してもらいましょう。では、すみませんが・・・マリアさん、伊澄さん、咲夜さん、泉さん。あなたたちはこの鈴宮邸で待機していてください。オークションの様子は、モニターで見ることができますので。」
 「分かりました。頑張ってくださいね。・・・そして、お願いします。シュンくん。」
 「・・・任せてください。」
 「頼りにできるのは、あなたしかいないのですから・・・」
 「・・・ええ。そうみたいですね。」
 そのオークションの会場は、鈴宮邸のすぐそこにあるトコロなのだが。
 「ナギ。ハヤテくんのコト・・・ちゃんと見てくださいね。もしかしたら、ハヤテくん・・・本当に、アテネさんと・・・」
 「分かってるよ。それに・・・なんか、大丈夫なような気がするんだ。」
 「えっ・・・?どうしてですか?」
 ナギは笑顔で俊の手を引いた。
 「こいつがいる限り・・・な。安心して・・・オークションに臨めることができると思う。」
 「そう、ですか・・・」
 「でも、オークションなんてヤ○オクしか見かけたことがないからな。本当に、実際の人間が集まってオークションするとは。私も、人生経験が足らないんだな。こんなコトがあるなんて知らなかったぞ。」
 「ま、まあ・・・買い物もほとんどがAm○zonで済ましてしまいますからね・・・ナギの場合は。」
 「ああ。私はア○メイトなんて・・・あの時、初めて行ったからな。あれは最高だった。天国のような店があるとは思わなかった!!」
 「そ、そこまで高々と言わなくて良いのですよ。ナギ。」
 くすくすと俊はそれを見て笑っている。女性同士がここまで面白い会話をするのは、俊にとっては久しぶりだったからだ。
 「はははっ・・・まあ、高度なオークションはネットなモノもありますし・・・今日のように、実際に参加してオークションをすることもあるんです。まあ、オークションもそれぞれというものです。」
 「まあ、そうだな。で・・・思ったのだが、天王州アテネがオークションに参加していないと、今回のオークションの意味はないのではないのか?」
 「あ、そのコトについてはご安心ください。」
 俊は荷物を持っており、右手に提げているバッグから・・・ノートパソコンを取り出した。
 「ちゃんと参加する名簿の中には・・・ほら、ありました。天王州アテネの文字が。」
 「うううん・・・?」
 「ど、どうかしたのですか?」
 「ここに、『Suzumiya Presents 愛の指輪を勝ち取って!』みたいな題名が架かっているのだが、それは意味があるのか?」
 「え、あ、はい・・・まあ、誰がつけたんでしょうかね。こんな題名・・・あ、俺じゃありませんから!」
 「まあ、それはいいとして。たしかに、天王州アテネの文字がある。よし、だったらやる意味の最低限の価値はあるってコトだな。」
 「そういうコトです。さすが、三千院家のご令嬢だけのことはある。・・・さて、そろそろ行かないと・・・間に合わなくなります。」
 「じゃあ、マリア・・・行ってくるからな。」
 そのナギの瞳は・・・いつにない、希望と・・・そして、やる気のあふれている瞳に、マリアは見えたという。
 「は、はい・・・頑張ってきてください。私も、伊澄さんたちとモニターで応援していますので。」
 「・・・ああ。」
 「それでは、シュンくん・・・お願いします。」
 「分かりました。」
 そう言われると、俊はナギに見せてあったパソコンをバッグの中にしまい込んだ。
 「さてと、オークションに・・・行きましょうか。」
 「ああ。」
 そして、舞台は・・・決戦の地へ。
 運命のオークションは・・・ここに開幕するのである。

~SELL 12 決戦~

 その会場はとても広かった。どのくらいの人が集まるのだろうか・・・ナギ、ヒナギク、歩はそれにしか疑問がない。
 会場に来たとき、広い廊下にいくつもののドアが存在した。しかし、その廊下は曲線を描いており、歩けば元の場所に戻れる。つまり、円形ということ。
 部屋の中に入ると、マイクが一つとパソコンが一台おいてあった。パソコンには鈴宮家のイニシャルなのか、そのロゴマークが画面に映し出されている。イスが3つあり、スピーカーも用意されている。
 「うわあっ・・・広い。」
 その部屋とは、よく大ホールなどの2階席などのような感じであり、サイドにカーテンがあったが、そこからは今回のオークションの指輪も見ることができた。
 「こ、こんなところでオークションというモノは行われるのか。」
 「な、なんか高級感あふれているよね・・・ここ。」
 「うん・・・オークションなんて店のどこかで行われるモノだと思っていたわ。」
 3人はやはり、その高級感になれていないせいか・・・会場の高級感の段階で驚きを持っていた。
 「しかし、ここから見る限り・・・他には誰もいないと思うぞ。」
 「そうね。8つぐらいは・・・パソコンが置いてあるようだけど。ここをあわせて。といことは、今回のオークションは、全部で8人参加するってことなのね。」
 「そうみたいだな・・・シュンの言うとおり、この指輪は最低・・・兆の単位がつくほどだ。それほどの金を出せるところが、日本には数えるほどしか存在しないのだ。それは、伊澄の家だって・・・咲夜の家だって、安心して勝てるオークションではないのだ。」
 「さすがね。ナギ。三千院家のご令嬢だけはあるのね。」
 「それほどではない。私は、昔から・・・財閥というモノに嫌でも接してきた。そう、シュンの言うとおり・・・嫌でも、この耳に財閥の情報は耳に入るんだ。」
 「シュンくん・・・何を考えているのかしらね。オークションをするなんて・・・」
 「・・・でも、シュンと別れる前に、一つのお願いがあっただろ?」
 そう、ナギたちは俊と別れる前・・・一つのコトを約束されている。それは、いったい何なのだろうか。
 「ええ。でも・・・それって、あのアテネに勝たせるんでしょ?だったら、多くの企業なんて呼ぶ必要はないんじゃないの?」
 「そうだな・・・人が少ない方が、勝つ確率は高くなる。でも、俊は見越しているんだ。忘れたか・・・?私たち三千院家、ヒナギクの桂家、ハムスターの西沢家を全て手中に収めた天王州家には・・・?」
 「・・・あっ、そういうコトね。ナギ。」
 「そういうコトなのだ。」
 「“相手がいなくなる”・・・ってコトなのかな?ナギちゃん、ヒナさん。」
 他の様子をじっくりと観察していた歩が、それに答えた。
 「その通りだ。やればできるじゃないか、ハムスター。」
 「普通でもそのくらい分かるよ。ナギちゃんの財閥って・・・日本、いや世界で一番に誇るトコロってコトぐらいは知ってるんだから。」
 「はははっ、最近のハムスターは頼もしいな。そして、さすがだ・・・シュンは。それを見越して、今・・・この状況を作り上げたんだからな。」
 「鈴宮家の当主に欠点なし・・・ってトコロなのかな。私にとっては。」
 それに、誰も反論する者はいない。それは、誰もが信じたいことだったから。何も知らない自分たちを、親身になって助けてくれた人だから。
 「それにしても、ここ・・・広いよね。私の家の居間以上はあるんじゃないかな。・・・私の家の居間が狭いかもしれないけど。」
 「いや、それはあるだろ・・・まあ、よくできている造りだとは思う。」
 「そうだよね。そりゃあるよね!・・・あっ!ハヤテくんとアテネさんが出てきたよ!」
 歩はそれに指を指した。しかも、ハヤテとアテネの部屋はナギとヒナギクと歩の部屋の真正面の場所にあった。
 「ハヤテ・・・アテネと手を繋いでいる。・・・本当に、あいつと結婚してしまうのか?」
 ナギはハヤテの姿を眼にした瞬間・・・不安な気持ちが蘇ってくる。あの時のキス・・・そして、今・・・ハヤテの表情は優しく、そして・・・アテネにそれは向けられていた。しかも、手を常に繋いでいる。相手のアテネもハヤテに優しい表情をしている。
 「ハヤテくん・・・本当に、アテネさんと・・・」
 「そ、そんなはずがない!ハヤテ・・・おまえは、そんな簡単に結婚なぞ決める男じゃないだろう?」
 「でも、あの雰囲気・・・私には、もう・・・」
 「あきらめるな。ハヤテを想ってきた女だろ・・・?私だって、同じ気持ちなのだ。とにかく、このオークションにはシュンの考えた作戦があるはずだ。それを、信じて・・・時に任せるしかないのだ。」
 ナギはもう歩のことを下に見ていなかった。ハヤテが好きな人同士の・・・女たちであると。それは、ヒナギクも同じだった。3人は・・・同じ立場の、同じ人を好きである、そして、同じ人を追い求めている3人の女の子だった。
 「ハムスター・・・とにかく、始まる時を待とう。」
 「うん・・・」
 そして、3人はハヤテとアテネの方をずっと見ていた。それに気づいたのか、ハヤテはナギたちに向かって一礼する。アテネはハヤテに唇を差し出し・・・そして、お互いの唇を重ね合わせる。そんな光景を目の当たりにしているナギたちは、悔しさと言うよりはうらやましさの方が多くなってきていた。
 「あっ、シュンが来た・・・」
 ナギたちは下を見ると、俊が一人・・・指輪の入っているショーケースの横に立つのが見えた。俊は左手にマイクを持っている。
 「お待たせしました。正午を過ぎましたので・・・これより、Suzumiya Presentsのオークションを開催したいと思います。」
 そして、雰囲気を盛り上げるためか拍手のBGMが流れた。
 気づけば、全部の部屋に人が揃っていないのに・・・オークションが始まってしまったコトに違和感を持つ、ナギとヒナギクと歩であった。
 「本日は、昨日・・・急に決定したオークションだったため、全ての参加者はこの会場にはいません。それでは、今・・・この場にいる参加者たちを紹介しましょう。まずは、私・・・鈴宮俊の代理を務める三千院ナギ様、桂ヒナギク様、西沢歩様です。」
 そこで、もう一度拍手のBGMが流れる。
 「そして、はるばるとギリシャから来日してくださり、昨日・・・将来の愛を誓った綾崎ハヤテ様と天王州アテネ様です。」
 またまた、拍手のBGMが流れた。
 「この二方が、直接参加としてこのオークションに参加していただきました。そして、残りの6組はそれぞれの企業のから、PC通信で参加していただいています。
ここで、ルールを説明します。オークションにかける品は、このショーケースの中にある1000年来の指輪、ラブ・ソールです。最初の設定額は一億円から始まって、次々と設定金額を上げてください。最後の設定金額を言ってから、一分以上立つとそこで終了となりますのでご注意ください。その最高金額を言った参加者が取引をします。取引は、各自が持ってきているパソコンからご登録の振り込み先の銀行まで、即時に行ってください。」
 その長い説明が、歩にとっては面倒だったのだろうか・・・?眠気が歩に襲ってくる。
 「おい、ハムスター・・・寝るな。」
 「ふ、ふえっ、ご、ごめん。」
 そして、俊はナギたちとハヤテたちの方を見た。
 「設定金額は、お手元にあるマイクでコールしてください。」
 そして、各スピーカーからBGMがかかる。
 「それでは、取引の前に・・・ここで、ゲストに歌を歌ってもらいましょう!嵐で『One ○ove』。」
 すると、5人の男性が俊の横に現れた。その曲は、その指輪になぞらえるかのように・・・永遠の愛を誓う歌だった。
 「こ、この歌・・・映画にも使われたよね。ヒナさん。」
 「え、ええ・・・あの映画の原作は、何度かは呼んだことはあるわ。」
 「あの人たちかっこいいよね。シュンくんに負けないぐらいに。」
 ヒナギクと歩は、その曲について盛り上がっているが・・・ナギはいまいち、その話題に入ってこれなかった。
 『百年先も 愛を○うよ 君は僕の全てさ・・・』
 「はあん、ハヤテくんに言われてみたい・・・」
 「そうねえ・・・ハヤテくん、私を見つめて言って・・・」
 ヒナハムはその歌詞にもうっとりしている。そして、ナギも曲を聴くたびに・・・その曲にうっとりとし始めていた。
 「なんか、ハヤテくんとアテネさん・・・この曲聴いて、2人で寄り添いあっていますよ。なんか、アテネさんがうらやましい・・・」
 「そ、そうね・・・」
 そして、曲は終盤。ここで、なぜか俊が歌っていた。
 『百年先も 愛を○うよ 君は僕の全てさ・・・』
 しかも、ソロだったこともあってか・・・存在感は漠然に違った。そして、ナギたちのうっとり感は最高潮に。
 「きゃあああっ!!」
 曲は終わった。大歓声と黄色い歓声とともに・・・
 「ありがとうございました。嵐で『One ○ove』でした。それでは・・・ここにいるのが女性ばかりなので、きっとうっとり感抜群だと思いますが、オークションを開始します。それでは、最初の設定金額は・・・1億円です!」
 そして、オークションは始まった。
 「う~ん・・・オークションが始まったけど、どのぐらいから値段を上げればいいのかな?」
 「うおい!10億円だ!」
 「えええっ!ナギちゃん、10億円は上げすぎなんじゃないのかな!?」
 ナギはマイクを使って、10億円とコール。
 「はい、10億円ですね。鈴宮家・・・10億円となりました!」
 それを言ったナギに、歩は気持ちが揺らいでしまったせいか、ナギの胸ぐらをつかんで叫んだ。
 「ナ、ナギちゃん!じゅ、じゅ~おくえんって、そ、そんなに上げる必要はないんじゃないかな!?」
 「ハムスター・・・落ち着け。最低でも兆の単位になるオークションだ。1億円から10億円なんて、大したことはないんだ。」
 「そ、そうなのかな・・・」
 そんな光景を、ハヤテとアテネはくすくすと笑っている。
 「1000億円!」
 「おっと、今度は1000億円のコールが出ました!これは、かなりのスピードで金額が上がっています!」
 アテネはハヤテに言う。
 「ハヤテ・・・どうする?」
 「いいんじゃないかな?まずは、1兆円で。」
 「・・・そう、ハヤテが言うからいいわ。」
 ハヤテがPCを持って・・・アテネはマイクをつかんでいた。そして、アテネがコールする。
 「1兆円で・・・取引させていただきますわ。」
 「はい、天王州家・・・1兆円のコールです。予想されていた1兆円を最初にコールした天王州家以上にコールする参加者はいるでしょうか!」
 俊の司会は上手だな・・・と、ナギたちは思っていた。そつなくこなしていて、自然体でそういられるコトに関心を持っている。
 「どうする?ナギ・・・1兆円になっちゃったけど。時間がないわよ・・・あと30秒。このままじゃ、あの約束は果たしていないわよ。」
 「ああ。ここからは、じっくりと金額を上げていこう。」
 「そうね・・・いつ、アテネが言わなくなるか・・・分からないから。」
 「よし、今度は・・・」
 ナギはマイクを持って、コールする。
 「鈴宮家、1兆5000億円で取引をする!」
 「分かりました。鈴宮家、1兆5000億円のコールです。それでは、再び・・・制限時間を1分といたします。」
 俊の後ろには大きなモニターが設置されており、そこに制限時間が表示されている。刻々と時間は減っていく。
 「さて、1兆を超えて・・・コールをする参加者は減ってきたようです。もし、リタイアをするのであれば、お手元にあるリタイアボタンを押してもけっこうです。あとは、オークションを観戦して頂くだけになるだけですが。」
 「シュン・・・そんなコト、私がすると思って?」
 「・・・アテネ。俺は今・・・司会者としてここに立っている身です。私語は慎んでいただけませんか。」
 「ふうん・・・まあ、いいわ。」
 そして、俊は会場を見渡し・・・続々にリタイアをする参加者が目立った。
 「おっ、ここで・・・5人がリタイアしました。残り3人・・・さて、次にコールするのは誰ですか?時間が無くなってしまいますよ。このままで時間切れになると、私たち鈴宮家のものになるのですが・・・」
 「待って。天王州家・・・2兆円。」
 「おっ、ここで天王州家が2兆円の大台へ突破しました・・・それでは、再び・・・制限時間は1分間です。」
 そして、額が上がってくると同時に歩は動揺し始めた。
 「う、うわわわっ・・・ど、どうしよう・・・上がって来ちゃったよ。2、2兆円って・・・政治関係のニュースしか聞いたこと無いよおっ・・・」
 「別に、2兆円なんて安いではないか・・・さすがに、何%かは無くなってはくるけど、全然あせるほどの額ではないぞ。」
 「そ、それはナギちゃんがお金持ちなんだからだよ!ね、ヒナさんも・・・2兆円はあせりますよね!」
 「ま、まあ・・・私も2兆円には縁がないから。歩の気持ちは・・・よく分かるわよ。どうやら、ナギには2兆円はおこづかい・・・みたいな感覚が残っているみたい。」
 「お、おこづかい・・・」
 そのクオリティの高さ・・・いや、クオリティの次元の違いに歩はもはや着いてくるコトも必死だった。
 「とにかく、まだまだ上げなければならないのだ。よし。」
 ナギはマイクを持った。
 「鈴宮家、5兆円で取引する!」
 そして、リタイアしたところからの歓声が上がる。
 「5兆円・・・分かりました。鈴宮家、5兆円のコールが出ました。5兆円はもはや、他の企業では次元が違いすぎるのでしょうか。誰もコールはしません。制限時間は、1分間です。」
 俊も・・・そろそろ気持ちが動揺し始める時期になっていた。成功するかどうか・・・そして、それはアテネに気づかれずに済むのか。
 「5、5兆円って・・・ど、どういうコトを考えているのかな!?」
 「だって、そこにお金があるからなんだもん!てへっ!」
 「てへっ!じゃないよ!可愛かったけど・・・」
 もはや、その喧嘩声は・・・会場中に響き渡っていた。
 「あ、あの・・・三千院ナギ様と西沢歩様。喧嘩したいのは山々であるコトは分かっているのですが、あの・・・マイクが通っておりますので、会場中に響き渡っているのですよ。向かい側の天王州アテネ様も、笑われていますし・・・」
 俊の言うとおり、アテネはくすくすと笑っていた。
 「・・・おやおや、リタイアが出ました。これで・・・あとは、鈴宮家と天王州家のみになりました。さて、それでは・・・天王州家。コールしますか?」
 もはや、二つだけとなってしまった参加者に・・・俊の訊く相手は決まっていた。アテネに・・・それを問いただす。
 「このままでは、あなたたちがほしがっていた・・・ラブ・ソールが鈴宮家のモノになりますが。」
 それに、アテネはくすっと余裕の表情で返す。
 「分かりましたわ。ハヤテ・・・どうするの?あなたが決めて良いわよ。」
 「う~ん・・・100兆円でも賭けて良いんじゃない?アーたん・・・僕たちがここまでなるのに、三千院家をもらうために・・・そのくらいは余裕で出したんじゃないかな?」
 「・・・」
 「愛の証は、そのぐらいの価値はある・・・と思うよ。アーたん。」
 「ハヤテ・・・う、う・・・うううん・・・」
 アテネは再びハヤテと唇を重ね合わせる。
 「分かりましたわ。ハヤテ・・・あなたがそこまで言うのなら。」
 そして、アテネはマイクを持つ。その時、若干にハヤテの口元で何かが動いた。
 「天王州家、100兆円で取引します。」
 「・・・なるほど、勝負に出ましたか。100兆円・・・天王州家、これで大手でしょうか。それでは、鈴宮家・・・コールをしますか?」
 俊は、もちろん・・・しないと思っていた。100兆円・・・それは、もう・・・限度を超えているから。
 「どうする?ナギちゃん・・・」
 冷静だと思っていた・・・しかし、ナギはなぜか怒っていた。
 「ハヤテ・・・ハヤテえええっ!!あの女に・・・そんな口をたたきやがって!!こうなったら、私は・・・私は・・・!!」
 「ナギ、落ち着きなさい!これ以上金額を上げたら・・・私たちが・・・!!」
 もう、ナギには・・・ハヤテが本当にアテネと結びついていると思ってしまっていた。その口調は・・・本当に愛しているように。自分には見せてくれなかった、その優しい問いかけを。アテネにはしているから・・・
 「私は調べた・・・あの後に。その指輪を目前で手に入れられなかったモノは・・・全員、その仲は決別すると!」
 「ちょ、ちょっとナギ!!」
 ナギはマイクを持った。
 「鈴宮家、200兆円で取引する!!」
 「・・・そ、そうですか。2、200兆円・・・で、鈴宮家は取引するのですか。わ、分かりました・・・」
 俊もさすがに動揺してしまった・・・ここで、ストップをかけると思えば・・・ナギの気持ちのせいで200兆円をコール。ここまでは予想できていなかった。
 「そ、それでは・・・天王州家、コールするのであれば・・・残り1分以内でお願いします。」
 そして、その動揺に・・・アテネは気づき始めた。
 「シュン・・・おかしいわね。いつも冷静で・・・人を困らせないようなシュンが、ここまで動揺する。・・・ねえ、ハヤテ。どうしてだと思う?」
 「・・・さあ?お金が200兆円もないからじゃないの?きっと、ナギお嬢様に代理を務めさせたのに後悔をし始めたんだと思うよ。」
 「そうかしら・・・私にはどうしても・・・」
 アテネはきつく・・・鋭い目で、ハヤテをにらみつける。
 「まるで、私の今の状態を・・・壊すチャンスが失われるような気がして怖いんだけどね。ねえ、ハヤテ・・・そんな心当たりない?」
 「・・・」
 「どうして答えない!!」
 「いや、あの時の・・・アーたんの姿に見えて。」
 ハヤテはPCを持ちながら、アテネに言った。
 「ここから出て行け・・・そう言ったアーたんに見えた。アーたん・・・僕、そんな顔のアーたんだったら、嫌いになっちゃうよ?」
 「うっ、ご、ごめん・・・で、でも・・・」
 「あんな黒髪さんの考えなんて、僕とアーたんには通用しない。僕たちの愛は・・・永遠なんだから。」
 「ハ、ハヤテ・・・」
 「それに、さっき・・・ナギお嬢様の言っていたコトは本当なんだよ。あの指輪を、あと少しで逃したカップルは、絶対に結ばれるコトはない。」
 「・・・ハヤテと一緒にいたい。そして、永遠に・・・!!」
 そうアテネが言うと、ハヤテは立ち上がった。
 「だったら、コールしようよ。鈴宮家に何も言えないような・・・僕たちの愛の額を、アーたんの口から!」
 「・・・」
 「大丈夫。僕を信じて。」
 「・・・分かったわ。」
 そして、アテネはゆっくりと・・・コールをした。
 「天王州家・・・1000兆円でコールするわ。」
 「分かりました・・・天王州家。1000兆円でコールです。それでは、鈴宮家・・・コールしますか?」
 もはや、ナギも・・・何も言うコトはなくなった。
 「・・・」
 「ナギちゃん。大丈夫だよ・・・ハヤテくんは、絶対に戻ってくる。それを、ただ・・・信じようよ。」
 「・・・」
 「ナギ。ここまでよく頑張ったわ。でも、ここで限界よ。もう、ここで・・・十分だから。ね、ナギ。」
 「・・・」
 無言のまま・・・ナギはマイクをとった。
 「・・・リタイアする。鈴宮家はここで、リタイアするコトに決めた。」
 「そうですか・・・それは残念です。それでは、天王州家・・・あなたたちに、この指輪・・・ラブ・ソールをあなたたちを取引していただきましょう。」
 そして、俊の後ろにあるモニターは・・・ハヤテのPCの画面になっていた。
 「ここに、取引金額・・・1000兆円が記載されています。そして、この金額が・・・あなたの持ち金額。」
 それは、数え切れないほどの桁数であり・・・そして、俊は言った。
 「それでは、今から・・・取引していただきましょう!」
 「や、やったわよ!ハヤテ!ついに・・・あの指輪が、あなたと付けられる日が来たのよ!」
 そして、アテネ以外の誰もがにやりとした。
 「それでは、取引を開始してください!綾崎くん!」
 「分かりましたよ!鈴宮くん!」
 「天王州家の財産を・・・全て、鈴宮家が管轄する取引を!」
 ハヤテはエンターキーを押した。
 「えっ!な、なんですって!!」
 アテネはハヤテの持っているパソコンを・・・じっと見る。天王州家から消えた額は、1000兆円なんて眼ではなく、全て・・・それは、0になるまで。金は消えていった。
 「やめて・・・止めなさい!ハヤテ!!」
 「止められないよ。アテネ・・・これは、0になるまで止まらないようにできているんだよ!」
 「やめて・・・やめてえええっ!!」
 そして、俊は・・・アテネに向かって言った。
 「アテネ!これが・・・これが君のやったコトなんだ!!」
 「うわあああっ!!」
 アテネはその場で倒れ込み・・・泣き、そして・・・嘆き続けた。
 
~EPILOGUE 永遠~

 全員が、俊の立っていた場所に集まる。
 「どうして・・・どうして、こんなコトに・・・」
 「アテネ。君は・・・最初から騙されていたんだよ。俺と綾崎くんが出会ってから。俺は、あの時・・・綾崎くんに気づかれないように、そっと手紙を渡したんだ。もしかしたら、俺と同じく・・・盗聴をされているかもしれないからね。」
 ハヤテはナギたちの場所に戻る。
 「ハヤテ・・・」
 「お嬢様。すみませんでした・・・あそこまで、演技をしてしまって・・・」
 「・・・ハヤテ、本当にあいつと結婚してしまうかと思ったんだぞ!」
 「・・・本当に、すみませんでした。」
 ハヤテは、ただ謝っているだけだ。しかし、それでも・・・元に戻れたことに嬉しかった。それは、ナギも・・・そして誰もが同じ気持ちだった。
 「鈴宮くんが本当に僕をフォローしてくれて・・・」
 「いえ、俺は何もやっていませんよ。ただ、事態が進んでいるのかが確かめたくて・・・それが、あのDVDだったんですよ。綾崎くんがアテネとラブラブな場面を見せるコトで、俺に作戦は進んでいるコトを知らせて・・・そして、俺はそれを返事をするかのように、今回のオークションのコトについて、三千院家へ送ったということ。」
 「じゃあ、全ては・・・今回のオークションへつなげるためだったというワケか。ハヤテ・・・シュン。」
 「その通りです。お嬢様。」
 それを聞いて、なんだか不機嫌な気持ちになった・・・しかし、ナギはそれでも本当に嬉しかった。
 「ハヤテ・・・私を裏切ったのね!私を・・・この私を!天王州アテネを!!」
 「アーたん。・・・僕も、今も・・・アーたんのコトが好きだよ。」
 「・・・!」
 と、それを遮るかのように、
 「お、おい!ハヤテ・・・」
 ナギが止めに入る。
 「アーたん。僕はアーたんのコトが好きだよ。でも、今のアーたんは好きじゃない。僕の大切な人を、あんなにひどい目をあわして・・・そして、理不尽に僕から引き離した。そんなアーたんは、僕は好きじゃない。」
 「で、でも・・・!私、悔しかった・・・10年間も会ってない。10年間も好きだという気持ちが絶えないこの私がハヤテのそばにいられなくて、それなのに出会って間もない三千院ナギたちが、どうしてここまでも楽しくいられるのかが。私は、とても・・・ハヤテは近い存在で、遠く思えた。ハヤテに近づきたい・・・だから、ああするしかなかったの。ねえ、分かるでしょ・・・?」
 ハヤテは何も答えない。しかし、俊が冷静に答えた。
 「アテネ。・・・本当に金の力で三千院ナギたちを引き離して、自分が一気に近づけられたと思った?」
 「シュ、シュン・・・」
 「綾崎くんは、もしかしたら・・・三千院ナギたちにはしてくれない、自分だけにした愛情表現をしたかもしれない。でも、それは・・・自分が本当に綾崎くんのそばにいられたことになったのかな。」
 「・・・」
 「人の関係を・・・むりやり引き裂くことはできるかもしれない。でも、自分へ対する愛って、お金じゃ買えないモノだって思ってる。その証拠に・・・10年間も綾崎くんは、アテネのコトが好きだって今・・・言ってくれただろう?・・・もし、俺がアテネだったらそれでも十分嬉しいって思えるんだ。」
 俊はアテネに近づき・・・肩に手を乗せる。
 「アテネには持ってなくて、三千院ナギたちに持っているモノ・・・それは、好きな人に正面から向き合うことだ。金の力じゃなくて、ありのままの自分で・・・自然体で。自分らしさで好きな人に立ち向かおうとする気持ち。それが、アテネには足りなかった。だから、アテネは今回のように・・・金という幕を自分自身を包み込んでしまったんだろう?」
 「う、うううっ・・・」
 「大丈夫だよ。綾崎くんは・・・アテネが10年間も好きだった人だ。アテネの素顔を絶対に受け入れてくれる人だって。・・・それを、少し分かるのが遅れちゃっただけなんだよな。きっと。」
 「シュ、シュン・・・」
 「・・・本当はつらかったはずだ。自分がこんなにひどい方法で、綾崎くんに近づいてしまったコトを。本当は。」
 「わ、私・・・ハヤテと、いたかった・・・好きに、なりたかった・・・」
 そして、外から入ってくる・・・マリアたち。
 「ハ、ハヤテくん・・・」
 「マリアさん。伊澄さん。咲夜さん。泉さん・・・僕は、ちゃんと戻れましたよ。」
 「ええ。見ていました。」
 俊はそれぞれの顔を見て・・・そして、部屋を出ようとした。
 「待って・・・シュン。」
 「・・・どうした?」
 「シュン・・・もしかしたら、あなたのコトが・・・」
 背後にしがみつくアテネに、俊は振り返った。
 「・・・アテネ。俺は、世の中に愛されている人間になっている。その愛を・・・俺は全て受け止める義務がある。それに、綾崎くんは・・・あれほど、多くの人に好意を寄せられる存在だ。絶対に、綾崎くんのほうがいい。・・・俺は、ささやかな気持ちで・・・君たちの幸せを祈ってるよ。」
 「シュン・・・」
 「アテネの幸せは・・・きっと、どこかにあるはずだ。それは、自分の素顔で・・・納得できるようなものが。それは、すぐ近くにあるんじゃないかな。」
 「・・・」
 「だから、頑張って。俺は、いつでも・・・TVで見られるから。」
 「・・・シュン。」
 「・・・なあに?アテネ。」
 「ありがとう。」
 「・・・ああ。俺こそ、ありがとう。」
 そして、俊は・・・部屋を出ようとしたとき。
 「シュン・・・」
 「・・・ナギさん。」
 「・・・ありがとう。・・・これからも、シュンの家に・・・遊びに行って良いか?もちろん、忙しいかもしれないけど。」
 「分かりました。・・・いつでも遊びに来てください。・・・綾崎くんが、君たちの誰かと結びつくことを、俺は祈っています。それでは。」
 そして、俊は部屋を後にした。
 「ハヤテ・・・おまえ、こいつにいろいろなコトをしたんだよな・・・?」
 「え、あ、え~と・・・ど、どうだったかな?アーたん。」
 「そうね。ハヤテとは・・・いろいろやったわよ。気持ちよかったわ。ハヤテと、はあんして・・・すごく気持ちよかったな。でね・・・」
 「あ、あああっ!!ア、アーたん・・・それ以上は言わないで!!」
 「うふふ。照れてるハヤテって・・・かわいいわよ。」
 アテネも・・・笑顔が取り戻すことができた。10年ぶりに見えたその笑顔は、出会ったときの後の時の顔のように。すごく、かわいらしく思えた。
 「なあ、これから・・・三千院家で戻ったら、ハヤテといちゃいちゃするのはどうかな?はあんしてほしいぞ。」
 「あっ、それいいんじゃないかな。ナギちゃん。はあんしてぇ~」
 「私も賛成。あっ、ハヤテくん・・・私の方も、ちゃんと見てくれないと怒るわよ。私もはあんしたい・・・」
 ナギもヒナギクも歩も・・・ハヤテにべったりである。
 「え、えええっ・・・ヒ、ヒナギクさんも・・・」
 「私も忘れないでね。ハヤテ。」
 アテネもまた、ハヤテにべったりな状態だった。
 「あ~ら、私もハヤテくんにはあんなコトをされてみたいですわね。・・・うふふ。」
 「マ、マリアさん・・・」
 「この手は絶対に、今日は話さないんだからな!な、みんな!」
 「うん!」
 全員がそう言う。ハヤテもこれほどに、女性に愛される存在になったのだろうか。
 そして、アテネを含んだ一行は・・・三千院家に戻るのであった。それは、外に出た俊にも・・・聞こえていた。
 「・・・いいもんだな。ああいうのも。そうだな・・・俺も、また恋人でも作ってみようかな。彼のように、本当に愛せる人を・・・」
 俊も笑顔になって・・・一歩ずつ歩き出した。
 「彼たちのコトは、絶対に忘れることはないな・・・」
 俊は、さわやかな笑顔とともに・・・静かに去っていった。
 こうして、一つの恋の話は終わった。その後は・・・どんな恋が待ち受けるのか。それを、誰が知っているのか。それは、まだまだ・・・無限大に広がっているのである。
 正面から向き合うこと・・・その大切さは、誰よりも・・・アテネは分かっていたかもしれない。しかし、今回のことがない限りアテネはハヤテと向き合うことはできなかったかもしれない。そして、本当の愛を・・・見つけられることができた。百年先でも・・・愛を誓えるようなものを。
 そう、あの指輪に・・・赤くさわやかに、彼たちを映し出している。何年経っても、色あせずに・・・永遠に。
 そして、愛は・・・永遠に続く。ずっと輝いている・・・君といれば。どんな未来でも乗り越えられる。どんな君たちでも・・・愛しい存在だから。
 青空の下で、彼たちの笑顔は・・・どこまでも広がっているのであった。

『Love Ling』 おわり

なんとか、10日間ぐらいでお送りした長編ラブストーリー。どうでしたか?
Wordで75枚分。本にすると、約150p分のボリュームになりましたが。いかがでしたか?
ハッピーエンドで終わることができました。なんとか、終わることができました。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!

次回のキャラSSは、バレン歩SS『シークレット・ラブ』。2/14公開です。
そして、百合なLoveヒナハムSS『ゆりばな』も近日公開です。

そして、シリーズ『セカコン』の第12話もバレン話!お楽しみに!

最後に、SS中に出てきた曲。嵐『One Love』で締めくくりましょう!
私がオススメする最高のラブソングです!それでは。これで。


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